Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

漫画

コロナ禍での「ばい菌扱いやめて」 店員の受難を描いた漫画に反響 「その通りっ!」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

レジ打ちでの不快な経験の数々 「レジの台数増やせ!」「2人で打て!」

 なぜこの漫画を描くことにしたのか、またコロナ禍でスーパーの店員として実際にどのような体験をしたのかなど、作者の狸谷(@akatsuki405)さんに話を伺いました。

 
Q.今回の漫画は実体験ですか? また、心の声と吹き出しが逆になっている表現がございますが、実体験の時には漫画とは逆だったのでしょうか?
「実際に言われた言葉です。この時はマスクのせいでさらに聴きづらく、お問い合わせの件を再度お伺いしようとした時に言われたものでした。さすがに実際の接客中、トリさんのような言動をするとクレームにつながりますので、漫画での表現はあくまで『ああしたかったな』という口には出せない希望ですね。ただ『マスクのせいですかねー。お問い合わせの内容がちょっと聴き取りづらくて~』とやんわり返した覚えがあります」

Q.ピーク時はどのくらいの頻度で、こうしたことが起きていましたか?
「1度目の緊急事態宣言時は、スタッフもお客様も双方ピリついていたので、売り場でもレジでもちょくちょくあったかと思います」

Q.コロナ禍以降、他にもお客の行動で不快に思ったことや、理不尽に感じた経験があれば教えてください。
「レジガード(レジ前にかけられた透明のビニールシート)を邪魔だとおっしゃる方や、レジガードを外そうとするお子さんと注意しない保護者の方には、困ってしまったことがありますね。あと、現在勤務している100円ショップでは、ステイホーム準備のために来店されたり、遠出できない人たちの簡易的な行楽場所になっていたりして、来客数が段違いに増えています。そのため、現在のレジの台数では長蛇の列ができてしまい、『もっとレジの台数とスタッフを増やせ! 2人で打て!』と土日・祝日の度にクレームを受けることが多くなりました」

Q.逆にコロナ禍以降、人の優しさに触れたなど、うれしかったことや良かったことがあれば教えてください。
「『こんな中だけど、いつも通り開店していてくれて本当に助かっている』と言われたことがうれしかったです」

 
 新型コロナが日本で報告されてはや1年以上が経ちました。スーパーマーケットなどの小売業の方たちだけでなく、医療従事者や配送業など、リスクを抱えながらも人々の生活を守るために働き続けてくれている人たちはたくさんいます。だからこそ、常に思いやりを持って人に接すること、そして感謝の言葉をきちんと相手に伝えることが大切だと、改めて気付かされます。

(Hint-Pot編集部)