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夫選びで大事な条件 離婚経験者は「優しさと優柔不断の見極めが大事」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

結婚する際の決め手が間違っていなかったと考える既婚者は9割近く

 では、結婚を決めた時の気持ちはどのようなものだったのでしょう。「結婚するなら、この人だ」と思った時のことについて、自由回答で以下の声が寄せられていました。

【「結婚するなら、この人だ」と思った時:既婚者】
「一緒にいて楽しいし、気を使わなくて良いのが楽だったので、長く一緒に生活するイメージが簡単にできたのが大きいです」(福岡県・30歳・25歳で結婚)
「優しいだけじゃなく、時折リードしてくれるので一緒にいる時に居心地が良かったです」(静岡県・30歳・25歳で結婚)
「彼の友達の家に遊びに行った時、その方のお子さんをかわいがる姿を見て、『この人と結婚したら、子どももかわいがってくれていい家庭が築けそう』と思ったから」(愛知県・32歳・25歳で結婚)
「夫とだけでなく、家族が仲良しでみんな穏やかで素敵な人ばかりだった。今まで出会った誰よりも話しやすく、とても大事にしてくれたから」(兵庫県・33歳・25歳で結婚)
「とにかく頼り甲斐があり明るい性格なので、こちらを不安にさせる要素がまったくない人でした。口癖は『私がいたら大丈夫ですよ』。将来のビジョンも常に明確でした」(アルゼンチン・36歳・28歳で結婚)
「長年彼が一人暮らしをしていてある程度の家事ができたのと、大手企業に勤めて将来性があったから」(埼玉県・31歳・26歳で結婚)

【「結婚するなら、この人だ」と思った時:離婚経験者】
「顔がタイプで初めて会った時から好感が持てたから。容姿が好みでないと一緒にはいられないから」(広島県・31歳・25歳で結婚)
「とにかく私が盲目的に彼のことが好きだったこともあり、この人と絶対結婚するという思いが強かったです」(愛知県・32歳・25歳で結婚)
「顔が好みで、この人と一緒にいたいと思い、妊娠したのもあり結婚しました。若気の至りです(笑)」(愛媛県・39歳・19歳で結婚)
「それまでの彼氏は結婚するには、安定した職に就いてなかったり、まだまだ遊びたい感じの人ばかりで自分のことを一番に考えている人が多かったのですが、元旦那は私のことをちゃんと考えて仕事を頑張ってくれていたり、先のことを話してくれたので安心しました。」(愛知県・39歳・26歳で結婚)
「以前の夫は金融機関に勤めていたので収入はある方でした。その頃私は早く仕事を辞めたかったのでそれも理由かと思います」(愛媛県・32歳・26歳で結婚)
「高身長でさわやかなところもあるが、お互い結婚適齢期であり、30歳までに結婚したかったため」(大阪府・33歳・29歳で結婚)

 あくまでも一部の声ではありますが、既婚者には結婚後のビジョンを比較的しっかりと描けている印象を受けます。一方で離婚経験者は、仕事を辞めたい気持ちや30歳までに結婚したい焦りなど自分の都合を挙げ、さらに“結婚がゴール”と考えている傾向も見受けられるようです。

 既婚者に「結婚する際に決め手だと思ったことが間違っていなかったと思うか」を尋ねる設問では、「間違っていなかった」が88.9%と圧倒的でした。「間違っていた」(11.1%)と回答した人からは、以下のようなコメントが寄せられています。

【結婚する際に決め手だと思ったことが間違っていた:既婚者】
「貯蓄ができるくらいの収入が大切です。生活するというのは想像以上にお金がかかり足りればいいと思っていた自分の考えはとても甘かったと思います」(長野県・39歳・23歳で結婚)
「流れで、職やお金が安定しているので結婚しました。が、お金よりも大事なものはあります。優しさ、思いやりがある人でないと共同生活は苦しいです」(大阪府・31歳・26歳で結婚)
「お金も必要で信頼性があるかも大事なことだなと感じました。お金がないと苦しいのは自分……」(愛知県・32歳・26歳で結婚)

 ここではお金と思いやりが挙げられています。2人に合った結婚生活のレベルやお互いの信頼関係など、結婚前からじっくりと考えて判断するべきだと言えるでしょう。こういった部分について、交際時から率直に話し合える相手が理想的ですね。

 離婚経験者に対し、結婚前に相手と「合わないかも?」と不安に思ったことの有無を尋ねる設問では、「あった」が69.6%、「なかった」が30.4%でした。やはり、もし結婚前に何かしらの不安を感じた場合は、「何とかなる」と楽観的になったり目をそらしたりせず、不安としっかり向き合った方がいいと考えられますね。