女子アナと結婚する選手が多い理由は意外とシンプル？

　さて、ここからは素朴な疑問の数々です。まず、昔のプロ野球では足のストッキングが印象的でしたが、最近はスラックス型が増えています。これって何か理由があるのですか？

「ファッションの流れと一緒で、似合う似合わないや格好の良し悪し、時代の違いかなと思います。今でも、裾を上げてストッキングを見せている選手も多いですし、それはそれでいいと思います」

　時代に合わせてスタイルの価値観も変化するわけですね。一方で長年あまり変わらない傾向として、プロ野球選手と女子アナウンサーのカップル誕生率があるような。せっかくなのでストレートにお聞きしますが、選手たちはどうして女子アナを好むのでしょう？

「難しい質問ですね（笑）。女子アナが好きというより、出会う機会の多さがあると思います。女子アナは現場へ取材にも来ていますから、目に留まって話す機会も多いでしょう。また、その局のスタッフや関係者らと選手と接する機会があれば、挨拶くらいはするはず。だから結局は、出会いの数が大きいのではないでしょうか」

　なるほど、職場結婚に近い状態という意外とシンプルな理由でしたか。そういえば結婚式以外にも、プロ野球には大事な「お祝いの場」があります。それは優勝の時のビールかけ。ゴーグルで重装備する姿などを見ていると、何だかすごく楽しそうですよね。そういえば「ビールと野球」って切っても切れない関係のような。球場で売られているアルコールの大半がビールなのはなぜでしょう？

「ビールが一番単価を高くして、多く売ることができるから……かな？　ビールかけの取材は濡れたくないので、入ったことはありません（笑）。困ったことは、ビールかけを終わった選手が、こちらが敬遠しているのを分かっていながらわざと『優勝おめでとう！』と言って、ビチャビチャのユニフォームのまま抱きついてくるケースはありました」

　どのスポーツにも言えることですが、プロリーグはいわば1つの社会。そこにさまざまな個性を持つ組織と、さらに監督やコーチ、選手たちが存在して、多種多様なドラマを作っています。ここを少し意識すれば、勝敗だけではないプロ野球の魅力が見えてくるかもしれません。たとえ「にわか」と呼ばれても楽しんだ方が勝ち！　この機会に野球の世界を覗いてみませんか？

（Hint-Pot編集部）