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九州女性が九州男児に抱くイメージは「亭主関白」 今後の理想像は「家族を大切にする」
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地域によって在住者のイメージやキャラクターはいろいろありますが、中でも「九州男児」は広く知られています。強く勇ましいイメージがある一方「台所に立たない」など今では少しネガティブにとらえられるイメージも持っていますが、実際のところはどうなのか? 彼らを最も近くで見ている九州在住女性を対象にした珍しい調査から、九州男児の“リアル”が浮かび上がってくるかもしれません。
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88.8%が「自分らしくあることを大切にしたい」と回答 若い世代ほど強い女性に憧れる傾向
株式会社九州博報堂による九州女性たちを応援するマーケティングプロジェクト「Q女LAB」は2020年8月、沖縄を除く九州7県に住む20~60代女性1000人を対象に意識調査を実施しました。
まずは「女性らしさ」に対する考えから。「自分らしくあることを大切にしたい」(88.8%)と「自分を愛することは大切だ」(79.7%)の2つが抜きんでて多くの支持を集めました。「ありのままの自分を認めて愛する」という傾向は世界的にも見られますが、もちろん九州女子も同様であることが分かりました。
年代別に見てみると、20~30代では「強い女性に憧れる」(65.1%)、「男性と対等でありたい」(59.8%)、「フェミニズムについて関心がある」(58.0%)といった、ジェンダーギャップや女性のあり方について、他の年代に比べて意識が高い傾向が見られました。
また、1000人中397人の未婚女者に結婚意識を尋ねる設問では、「すぐにでも結婚したい」(11.3%)と「いつかは結婚したい」(25.7%)を合わせた「結婚したい」派が37.0%という結果に。20~30代では「結婚したい」派が61.7%でした。