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ヘンリー王子夫妻暴露話に数多の矛盾点 メーガン妃がキャサリン妃に「泣かされた」は本当か
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夫妻の間でも証言に食い違いが
3. 異母姉サマンサ・マークルさんとは18~19年会っていない
異母姉でありながら、強烈なメーガン妃批判を展開するサマンサさん。本人にすれば頭痛のタネであろうが、妃は今回のインタビュー内でも「私をまったく知らないのにああした批判をするのは本当に難しいことだと思う」と語り、「最後に会ったのは18~19年前、そしてその前はさらに10年前」と話して、姉との関係は完全に希薄であるとしている。
しかしそれは事実と違う。サマンサさんと妃が2008年に一緒に写った写真はすでにメディア上で有名。また妃はサマンサさんがヘンリー王子との結婚直後に「マークル姓に戻した」と語っているが、実際は1997年だったことをサマンサさんが書類とともに証明している。
4. 王室スタッフの怠慢 「守ってもらえなかった」
「彼らは他の王室メンバーを守るために嘘をつき、本当のことを明かして私と夫を守ってくれなかった」
これがメーガン妃の主張だが、ここでオプラもこの“彼らが誰”で“どんな嘘をついたのか”と問いかけなかったことで、状況が非常に曖昧なものになっている。
しかし、もしも妃が示唆している内容が「王室のPRスタッフ」についてであり“彼らが自分に対する不当な報道について反論しなかった”と言及していたとしたら、それはお門違いのクレームと言える。
王室スタッフは英メディアの報道に反論する立場にない。しかも、それがプライバシーに関するゴシップ報道ならなおさらだ。「メール」紙は「王室スタッフは“公務員”であり、ハリウッドのPRとは違う」という表現をしているが、まさにその通り。公僕である王室のPRスタッフがメディア上の噂話に反応することは常識的にも皆無に近いのである。
5. 長男アーチーくんに「プリンス」の称号が与えられなかった
今回のメーガン妃の証言の中でも最も衝撃的だったのが、王室メンバーの中に長男アーチーくんの肌の色が「どれだけ黒く生まれてくるのか」と尋ねた人物がいるというものだった。さらに妃は、この人種差別的な気分が王室内に存在することで、アーチーくんに「プリンスの称号が与えられなかった」と主張した。
しかし、これも事実に反する主張だ。実際の規律は、君主の孫に「プリンス」「プリンセス」の称号が与えられるとしている。つまり、アーチーくんがプリンスと呼ばれるには、チャールズ皇太子が国王になるまで待たねばならない。
ただし、皇太子の長男ウイリアム王子の子どもたちであるジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子は「プリンス」「プリンセス」と呼ばれている。これは君主直系のひ孫ということで許されているらしい。エリザベス女王の在位が史上最長となり“例外的”に長くなった状況から発生した特例だという。
6. アーチーくんの肌の色に関する王室メンバー発言の回数は?
「生まれてくる子どもの肌の色がどれだけ黒くなるのか」
メーガン妃は、ヘンリー王子にこうした“無神経な質問を”したロイヤルファミリーのメンバーがいたことを明かした。それも自分の妊娠時に“数回そうした会話が交わされた”と主張している。
しかしその一方で、番組後半に登場した王子は「結婚前に一度そういう会話があった」と証言しているのだ。「2人が真実を語った」と銘打って放送されたインタビューだが、この矛盾点についてもオプラは追求していない。
果たしてどちらの言葉が本当なのか。当然“何度もそういう話をしていた”と語る妃と“結婚前に一度だけ”と証言した王子が、どちらも正しいことはありえない。