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1歳児にもてあそばれても「お好きにどうぞ」な15歳愛猫 猫が好む人間をイケメン格闘家が分析
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3月13日に開催された「KNOCK OUT~The REBORN~」(後楽園ホール)でKING強介選手に見事勝利し(3R・TKO勝ち)、KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級の初代王者となったプロキックボクサーの小笠原瑛作選手。勝利後インタビューでは、いつもサポートしてくれる父への感謝を伝えました。3匹の愛猫、15歳の「レオン」くんと2歳の「ヒメ」ちゃん、1歳の「ルナ」ちゃんというかわいい応援団の存在も心強かったとか。お互いに信頼し合う瑛作選手と愛猫たち。瑛作選手や家族以外に対しては、どんな反応を示すのでしょうか。「ねこ通信」17回目のテーマは、来客時の様子から見る「猫が好む人間のタイプ」です。
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1歳の子どもにもてあそばれても「はいはい、お好きにどうぞ」
古くから人間の相棒として親しまれてきた猫たちですが、愛してやまない人もいれば、どうにもウマが合わないという人もいます。それと同じように、猫もまた人間のタイプによって得手不得手がある様子。なぜか猫がなかなか寄りついてくれない……なんて経験をした人もいるのでは。
小笠原家の3匹は、どうやらベテランと若手で傾向が分かれるようです。
「レオンは誰に対してもベタベタなんですよ」と瑛作選手。人間大好きなレオンくんは来客時にも誰彼かまわずスリスリしにいくそうで、「みんな『絶対レオンは私のことが好きなんだよ』って言うんですけど、それは勘違い(笑)。本当に初めての人にもスリスリ寄っていくんです」と笑います。
よく猫は小さい子どもが苦手だと言われますが、誰にも懐くレオンくんは相手が子どもでも懐の深さを見せるとか。瑛作選手の1歳の甥・ルカくんが遊びに来た時の様子を教えてくれました。
「ルカが来ると、レオンに少し“おじさん感”が出ちゃうんです(笑)。ルカは全然猫のことを怖がらずにレオンを追いかけ回したり、ヨシヨシと撫でるというよりペシペシ叩いたり、耳やシッポをギュッと握ろうとすることがあったり。
でも、レオンの方が生きている年数が長いからなのか、少し嫌な顔をしながらもやらせてあげている感じがあります。変に怒って噛み付いたりダッシュして逃げたりするなんてことはなくて、『あ、子どもが来たな。はいはい、お好きにどうぞ』って。たぶん、相手が子どもだっていうのがちゃんと分かっているんでしょうね」
瑛作選手はレオンくんの対応に「さすが」と思う反面、子猫の頃から一緒にいるだけに「もうすっかりおじさんだ……」と時の流れを感じてしまうことも。「動物でも人間と同じように年の功ってあるのかもしれませんね」と笑います。
誰にでも愛想のいいレオンくんですが、こんな心配もあるとか。
「もし泥棒が入ったらどうするんだろうって思うことがあって。僕は泥棒にすらスリスリしに行くんじゃないかと思っているんです(笑)。番犬だったら吠えるけど、レオンは頼りになりませんね」