ヒメちゃんルナちゃんの女子コンビは「保護猫だったというのもあるのか…」

　人間大好きなレオンくんと正反対なのが、女の子2匹のヒメちゃんとルナちゃんです。

「2匹は元々、保護猫だったというのもあるのか、今でも誰かが家に来ると必ず押し入れの中に隠れちゃうんです。その中で徐々に、エサをくれる人や遊んでくれる人を理解して、何度も顔を合わせているとだんだん心を開いてくれます。僕にも慣れるまで少し時間がかかりましたね」

　ヒメちゃんとルナちゃんが一番懐いているのは、いつも食事とトイレの世話をしてくれるお父さん。そして、その次がよく遊んでくれる瑛作選手。来客時には必ず隠れてしまうそうですが、そこにも少し傾向があるそうです。

「どちらかというと、男性より女性に早く心を許す気がしますね。男性だと、例えば兄が家に遊びに来ても、2匹は一切顔を出しません。特に成人男性の声がしていると、帰るまで押し入れに閉じこもりっぱなしのこともあります。

　ただ、基本的に猫ってシャイで警戒心が強いと思うので、もしかしたらレオンが特殊なのかな。オスとメスでまた違うのかも。メスは子どもを産むことで『守らなくちゃ』という本能が働いて、警戒心が強くなるのかもしれませんね」

　家族以外の人間に慣れるまでには、まだまだ時間がかかりそうなヒメちゃんとルナちゃん。ですが瑛作選手は「一番年上のレオンを見習って、『人間に甘えてもいいんだ』って覚えてくれるといいんですけど」と話します。

　瑛作選手に対してツンデレだったヒメちゃんも、最近では徐々にお腹を見せて甘えることが増えてきたそう。また、ルナちゃんも触らせてくれる時間が増えてきました。

「本当に一歩一歩、信頼関係が増してきたのかなって思いますね」と瑛作選手。皆さんの家の猫たちは、どんな人間に心を開いていますか。

（Hint-Pot編集部・佐藤 直子）