動物・レジャー

8歳差の元保護犬コンビ 保健所から迎えた飼い主の決意とは「まず愛してあげること」

著者:Hint-Pot編集部

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飼い主さんお手製のお誕生日帽子。「母さん、これユキちゃんのだよね……」とカメラ目線のロクくん(右)と、それを見つめるユキちゃん(左)【写真提供:ROKU・YUKI(ro_ku_)さん】
飼い主さんお手製のお誕生日帽子。「母さん、これユキちゃんのだよね……」とカメラ目線のロクくん(右)と、それを見つめるユキちゃん(左)【写真提供:ROKU・YUKI(ro_ku_)さん】

 まるで本物の兄妹のように仲良しな白黒コンビ、「ロク」くん&「ユキ」ちゃん。2匹は元保護犬です。コロナ禍の余波で、捨ていぬの増加が懸念される現在。編集部では保護犬や保護ねこをお迎えするという選択肢がより身近となるよう、実際に保護犬をお迎えした飼い主さんにお迎え後の暮らしやしつけでの悩み、現在の気持ちまでを伺いました。

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廃村のような場所で5匹のいぬたちと暮らしていたところを保護されたロクくん

 頼れるお兄ちゃんのロクくんは先日、推定12歳の誕生日を迎えたばかり。お顔の周りの毛はすっかり白くなりましたが、元気いっぱいのナイスガイです。性格はとても温厚。家の中ではおとなしくお行儀も良いのですが、大好きなお散歩にひとたび出れば、とてもアグレッシブに動き回るのだとか。

 そんなロクくんと飼い主さんが出逢ったきっかけは、保健所のホームページ。一目見て気になった飼い主さんはすぐに逢いに行ったそう。

「私にはペットショップで犬を買うという選択肢はありませんでした。その分のお金は、保健所に保護されているいぬを引き取って、その子のために使ってあげようと思ったんです」

 ロクくんは保護される前、もう人が住んでいない廃村のような場所で暮らしていたそう。捨てられていたのか、元々野良だったのかは不明ですが、きょうだいにも思える5匹のいぬたちと一緒にいたそうです。当時は推定生後6か月ほどの小さな小さな子犬でした。

 大好きなお散歩に出ると全力疾走をしてしまう癖はありましたが、やってきた当初から上目遣いでじっと人間を観察しているような子だったというロクくん。

 探り探りで始まったロクくんとの生活でしたが、飼い主さんの愛情をしっかりと感じたのか、元々の思慮深さもあり、次第にとても賢く成長していきます。そしてロクくんがやってきて8年が経とうとしていた頃、次にやってきたのが妹分のユキちゃんでした。