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メーガン妃発言否定の英有名司会者 謝罪拒否は事実 降板劇の裏側を激白

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

“反メーガン妃”の急先鋒である英有名司会者のピアーズ・モーガン氏。英民放ITVの朝番組「グッド・モーニング・ブリテン」で司会者を務めていたが、ヘンリー王子夫妻インタビュー番組でのメーガン妃発言について「すべてを信じない」と発言し、番組降板となった。そしてこの度、同氏が自らコラムを執筆。インタビュー番組を観た時の衝撃や局側の謝罪要請を拒否した降板劇の裏側を記して話題になっている。

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「インタビューが進むにつれ疑念は広がるばかりだった」

 英大衆紙「デイリー・メール」が掲載したピアーズ・モーガン氏のコラムは、日付が振られた日記スタイル。まずは英国時間8日、朝4時に「グッド・モーニング・ブリテン」のスタジオでヘンリー王子夫妻インタビュー番組を視聴するところから始まる。「君主制に取り返しのつかない損害を与える可能性」がある内容だったが「インタビューが進むにつれ、疑念は広がるばかりだった」と当時の印象を記している。

 同氏が真偽を疑った発言は、これまで英メディアが報じたものとほぼ同じだ。「ロイヤルウェディング3日前のプライベート結婚式」についても、「それが本当だとすると、我々が見せられたのは偽の挙式ということになる。英国で最も格上の宗教関係者が庭で違法な儀式を行ったのか?」との疑問を抱いたという。

 8日の番組が始まった時、同氏の怒りは頂点に達していた。共同司会を務めるスザンナ・リード氏は、妃が自殺願望を抱いたとする発言をピックアップ。だが、モーガン氏にはまったく信じられず、コラムでは「なぜハリー(ヘンリー王子の愛称)は彼女(メーガン妃)に必要な緊急の助けを用意しなかったのか? 彼は英国最大のメンタルヘルス慈善団体などに所属し、かつて自分自身のために得たことを誇らしげに話していた」などと綴っている。

 こうして妃の主張を「すべてを信じない」という、番組降板につながる発言が生まれた。その真意について同氏は「彼女(メーガン妃)が自殺願望を抱いたかではなく――どう感じたかは彼女にしか分からない――治療を受けることが(王室側に)禁止されていたという主張に対する素直な反応だった」としている。

 そして翌9日の番組が始まった時、同氏は「騒音に疲れ切り、心が乱れていた」という。この「騒音」とは、SNSから受けた反応だ。番組共演者のアレックス・ベレスフォード氏も「同様に緊張しているようで、非常に個人的な攻撃を開始した」という。結果、モーガン氏は口論の末に番組を途中退席した。

 その後の話し合いで、ベレスフォード氏は「あなた(モーガン氏)が人種差別主義者だとは思わない」と述べたが、妃の主張が真実ではないとしても“生きた経験”として尊重されるべきだと主張した。だがモーガン氏はこのコラムでも、元の事実が間違っている場合は“生きた経験”として持つことができないと反論。「むしろできるだろうがそれは本物ではなく、信じることを誰も強いられるべきではない」としている。