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コロナ禍で移住したい人&考えなくなった人 「地元に帰りたい」「医療格差が不安」

著者:Hint-Pot編集部

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都会からの移住を考える人も?(写真はイメージ)【写真:写真AC】
都会からの移住を考える人も?(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 元々は働き方改革の施策だったテレワーク。昨年からは新型コロナウイルス感染拡大対策として導入する企業が急増しました。テレワークとそれに伴う新しい生活様式により、移住を考える人は増えたとも報じられています。実際の理由にはどういったものがあるのでしょうか? 逆にコロナ禍移住を考えなくなった人の理由と併せて、アンケート調査から現状を見てみましょう。

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コロナ禍で移住したい人「自然の中でのんびり暮らしたい」

 株式会社Daiが運営するフランチャイズビジネス情報サイト「フランチャイズWEBリポート」は2021年1月、新型コロナウイルスの流行による移住への意識変化についてのアンケート調査を実施しました。調査対象は、事前調査で「3年以内に移住を考えたことがある」と回答した25~59歳の男女1342人です。

 まずは、コロナ禍による移住意識の変化を尋ねる設問から見てみましょう。1342人のうち「コロナ禍以前から変わらず検討している」(53%)と「移住への気持ちはコロナ禍で強くなった」(17%)、「コロナ禍で初めて移住を考えた」(10%)、「コロナ禍で移住を具体的に検討し始めた」(8%)を合わせて88%が“コロナ禍でも移住を考えている”派となりました。

 コロナ禍で前向きに移住を検討している人が挙げた理由を尋ねる設問では、以下のような具体例が挙がっていました。

【コロナ禍で移住したい理由:有効回答数244人】
「都会のコロナ感染リスクを考えると田舎で暮らしたい」
「都心部は電車や飲食店において人が多く感染リスクがある」
「自分の住んでいる県知事や市長はコロナ対策をしてくれない」
「都会は人が多いため、人が少ないところが魅力的だと思った」
「実家に帰ることができなくなり、地元に帰りたいと思うようになった」
「都会の家は在宅勤務するには狭い」
「自然の中でのんびり暮らしたい」
「コロナ禍で家庭菜園を始めたことで農業に興味を持ち、田舎でやってみたいと思うようになった」
「都心部は家賃が高いので、田舎に移住して家賃を安くしたい」
「勤務先の給料が減り、給料がたくさんもらえる都会方面で働きたい」
「この先の生き方を考え直す良い機会」
「テレワークができるのなら、通勤時間ほど無駄なものはないと感じる」

 これまで「家では寝るだけ」だった人も、自宅勤務で生活が一変したことでしょう。外出自粛と自宅勤務が本格的に推奨されて1年、雑貨や家具に始まったこだわりが間取りや立地条件にまで至るには十分な期間でした。ここで人生を見つめ直した結果が移住というケースもあるようです。