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メーガン妃は「礼を尽くす人」 フィリップ殿下への花輪は“PR利用”との批判にファン擁護
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第2子妊娠中であることを理由にドクターストップとなり、フィリップ殿下の葬儀を米カリフォルニアの自宅から見守っていたとされるメーガン妃。参列こそ断念したが、葬儀が行われた礼拝堂には気持ちを込め、ヘンリー王子と連名で花輪を贈ったことが明らかになっていた。しかし、その花輪がまたも物議を醸している。
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殿下への思いが一つひとつ込められた花輪と手書きのカードで追悼
ヘンリー王子夫妻がフィリップ殿下の葬儀に贈った花輪をデザインしたのは、ウィロウ・クロスリー氏。夫妻の結婚式や長男アーチーくんの洗礼式でもフラワーアレンジメントを手がけた人物だ。
花輪にはメーガン妃がリクエストしたものも含まれており、殿下の母国ギリシャの国花アカンサスをはじめ、殿下の誇りである英国海軍を象徴する花エリンジウム、花言葉で「感謝」という意味を持つカンパニュラ、「思い出」のローズマリー、「献身」のラベンダーが使用されていた。そして殿下の誕生花であるバラも添えられ、色とりどりの美しい花輪となった。
現地メディアは会場内でひときわ目を引くその花輪とともに、妃が心のこもった手紙を贈っていたことを伝えた。こうした妃の振る舞いについて、殿下に敬意を払ったという見方をする人が多くいる一方で、英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、注目を集めるための宣伝行為だとする批判的な声も少なくないという。本人がメディアにリークしない限り、知るはずのない詳細が報じられているからだ。
メーガン妃側がリーク? 宮殿の発表では知り得ないとの意見が
ジャーナリストのダニエラ・エルザー氏は豪メディア「news.com.au」に対し「今回の件で困惑しているのは、フィリップ殿下を称賛することに集中すべき日に、なぜサセックス(ヘンリー王子夫妻)に関係することがメディアの見出しを飾ることになってしまったのかということです」と、かなり手厳しい意見を述べている。
それというのもバッキンガム宮殿が明らかにした葬儀の詳細には、(葬儀を進行する)正確な時間や殿下の付き人の立ち位置などが書かれていたという。しかし、礼拝堂に置かれた8つの花輪に関する詳細は宮殿側からは発表されていなかったのだ。
「このような悲しみの瞬間でさえも、サセックスに近い人間は花輪やメーガン(妃)のカードを贈れば、良いPRの機会になると考えているよう見えます。まったくもってモラルに欠ける行為です」とエルザー氏は痛烈に批判した。
メーガン妃ファンは次々と擁護
ところがメーガン妃ファンはこの意見に対してすぐに真っ向から反論。あるファンはエルザー氏を「サセックス公爵夫人(メーガン妃)を好まない、無知で憎しみに満ちた人物」と決め付け、今回の出来事について「彼女(メーガン妃)が何をしても、攻撃されるだけだということを証明している」と持論を展開したという。
他にも「もしメーガン(妃)が花輪を贈らなければ、その時あなたは何て言ったでしょうか?」「ラブリーでパーソナルな花輪と、お悔やみの言葉を手書きのカードで贈ったメーガンは礼を尽くす人なのです」など、複数のファンが妃を援護しているという。
葬儀欠席の理由として「注目を集めたくない」などと語っていたことも報じられたメーガン妃。亡き義祖父へ宛てた花輪1つでも大きな注目を集めてしまうことに、どのような思いを抱いているのだろうか。
(Hint-Pot編集部)