海外ニュース
キャサリン妃 “王妃の顔”をのぞかせた葬儀での一枚に称賛殺到 「彼女を迎えられて幸運」
公開日: / 更新日:
妃を陰から支えるスタッフ パーフェクトだった葬儀の装い
こうしてほとんどカメラ目線になることがない妃が、葬儀の日、珍しくまっすぐカメラを見据えた。この写真を撮影したのは、王室フォトグラファーのクリス・ジャクソン氏。同氏はこれまでにもウイリアム王子一家の国内外での公務に帯同し、数えきれないほど感動的な瞬間をおさめてきた。
また、2014年から妃のファッションアドバイザーとして起用された、スタイリストのナターシャ・アーチャー氏の夫でもあるというから驚きだ。妃のファッションは、アーチャー氏が担当になって以降ますます洗練されたと言われている。
シャルマン氏は「もちろん葬儀はファッションショーの場ではない」と前置きしつつも、17日の妃の装いを絶賛。また、メイクについてもお気に入りの濃いブラウンのアイシャドウとアイラインで、いつも通りまったく欠点がなかったとした。
そしてこの写真の魅力がさらに増したのは、強く濃い眉の下で光る澄んだヘーゼル色の目とマスクだと解説。瞳に宿る力強さと、顔の下半分がマスクで隠されたことによって、ますます人を引きつける一枚になったとしている。
新しい時代の王妃 増していく存在感
未曽有のコロナ禍、ヘンリー王子夫妻の“王室引退”と暴露インタビュー、そしてフィリップ殿下の死――次々と英王室に困難が降りかかる中で公開された、妃のこの写真はきっと英国民に安らぎや安心感を与えただろう。新しい時代の王妃はきっとこの力強い瞳ですべてを包み込み、支えてくれると。
実際に「メール」紙のコメント欄には称賛の声が殺到。「とても上品で、王室は彼女を迎えることができて幸運です」「彼女は本当に素晴らしい」「この写真大好き。彼女はクイーンになる準備ができています」など、国民が妃をいかに愛しているかが伝わってくる。
また、シャルマン氏は「この写真の女性は、著者が2016年に『ヴォーグ』のカバー写真を撮影した時に会った人とは別人」に見えたと、編集長時代のエピソードを明かした。さらに、同じ30代のベアトリス王女やユージェニー王女とは一線を画し、アン王女やカミラ夫人のような年配のメンバーとも明らかに違うとも語っている。
そして、今回の写真は「今をとらえたスナップ写真であると同時に、将来の王妃と君主制の未来を写したポートレートでもある」と結んだ。
(Hint-Pot編集部)