人間関係ではNGカラーの赤　親子関係ではOKの理由

　最後に家族関係の中でも特に、親子仲を良くするインテリアについて。これまで人間関係や夫婦仲などで「赤はNG」と繰り返しお伝えしてきましたが、実は親子仲に関してはOKカラーです。

　これはまったくのみよこ流ですが、親子ってやっぱりへその緒のイメージがあるんです。いわゆる“血のつながり”が赤を連想させるのだと思います。

　もしも親子関係に悩んでいるなら、部屋のインテリアにちょっとしたポイントで赤を使ってみるといいでしょう。とはいえもちろん、親子だって人間関係の一種ですから、大量に使わないよう気を付けてくださいね。

　さらに、前回の夫婦関係でもお話した、対の置物。これは親子関係の改善にも有効な風水アイテムです。この場合は、親子で対になった置物を選びましょう。動物の親子などをモチーフにしたぬいぐるみやオブジェ、イラストを飾るといいと思います。

　家族運をアップするいろいろな風水をお伝えしました。けれど、機械的に対の置物を置いたり方角に気を付けたりしても、それだけでは足りません。

　やっぱりそこに気持ちを込めてほしいのです。家族が心地よく過ごせますように――。そう願いながら、心を込めてお掃除をする。「かわいいね！」と言って子どもが喜ぶ顔を思い浮かべながら、動物の親子のぬいぐるみを飾ってみる。

　そんな風に家族が心を込めて整えてくれた家に住んでいたら、誰だって自然に笑顔になれると思いませんか？　笑顔は何よりも運気を上げてくれるものです。

　おうちをきれいに保ち、家族に笑いが絶えないようにと祈りを忘れないこと。そんな温かな想いがあってこそ、風水は最大の効力を発揮し、家庭円満へと導いてくれます。それを忘れないでくださいね。

（みよこ先生）

みよこ先生（みよこせんせい）

講演会やセミナー、個人鑑定を通してスピリチュアルなメッセージを伝える他、“みよこ流”と呼ばれるオリジナル風水術を伝授して、明るいパワーで相談者を幸せに導く不思議な力の持ち主。「府中の神様」や「フューチャーリーダー」などと呼ばれ、全国各地で活躍中。「“愛する力”がつく心の子育て」（角川学芸出版）、シリーズ累計20万部突破の「みよこ先生シリーズ」（主婦と生活社）など著書多数。雑誌「週刊女性」（主婦と生活社）でも好評連載中。「まぐまぐ！」にて有料メルマガ配信中。（https://www.mag2.com/m/0001693573）
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