カルチャー
おさげ髪&スニーカー姿も 米アカデミー賞を彩った女性陣のファッション
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『Mank/マンク』のアマンダ・サイフリッドは赤ドレスで妖艶!
『Mank/マンク』で助演女優賞にノミネートされたアマンダ・サイフリッドは「アルマーニ プリヴェ」の赤いコケティッシュなドレスで。同作で演じた新聞王ランドルフ・ハーストの愛人マリオン・デイヴィスさながらの妖艶さ! アマンダのコメントによると、そんなマリオンがセクシーであること以外の魅力を改めて世に知らしめることができ、満足しているようです。
『マンマ・ミーア!』(2008)など大ヒット作に恵まれながら、約20年の俳優人生で一度もアカデミー賞に縁のなかったアマンダ。惜しくも受賞は逃したものの、演技を信用してマリオン役を託してくれたデヴィッド・フィンチャー監督にも感謝の言葉を贈っています。
「私は目立つ必要はない」と言い切った『ミナリ』の助演女優
昨年に続き、助演女優賞の受賞で韓国の映画人に朗報をもたらした『ミナリ』の助演女優ユン・ヨジョン。ドバイを拠点とするファッションブランド「マーマー・ハリム」のドレスに「ショパール」のジュエリー、「ロジェ・ヴィヴィエ」のクラッチバッグ、「ボッテガ・ヴェネタ」のシューズで登場し、壇上ではそのウィットの効いたスピーチで会場を沸かせました。
スタイリストはさまざまなブランドのドレスを提案しましたが、ユン・ヨジョン本人の「私は目立つ必要はない」という言葉が印象に残ったそう。アカデミー賞はいつもテレビで観ていたというユン・ヨジョンは、デビュー作『火女』のキム・ギヨン監督と、『ミナリ』のリー・アイザック・チョン監督や共演者たちの名前を挙げ、感謝の言葉を述べました。
義理の息子を演じたスティーヴン・ユアンとは感激の熱い抱擁も。撮影中の休憩トレーラーは小さく、とにかく暑い撮影だったそうで、そんなこともファミリー(映画の制作チーム)の結束をより強くしたのかもしれません。