ウイリアム王子夫妻は結婚10周年となる先月29日、ジョージ王子ら3人の子どもたちも登場する家族の動画を公開。海辺を仲睦まじく歩く姿がファンたちを喜ばせた。3月に放送されたヘンリー王子夫妻のインタビュー番組でも、メーガン妃とアーチーくんがビーチで遊ぶシーンが公開されていたことから、写真専門家たちは2つの動画を分析。その違いが話題となっている。

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暴露インタビュー内で公開されたビーチを走るアーチーくんの動画

　ウイリアム王子一家は先月29日、英ノーフォーク州の海辺などで撮影された動画を公開。父親を真似てポケットに両手を入れながら丘を登るジョージ王子、その後ろをおぼつかない足取りで歩くルイ王子、そんな弟の背中に手を添え姉らしく振る舞うシャーロット王女と、序盤から3人の微笑ましい姿が収められている。

　一方、ヘンリー王子夫妻の暴露インタビュー内で放送されたのは、メーガン妃とアーチーくんのツーショット動画。1歳11か月のアーチーくんが先頭を切って撮影者に向かって走っていき、最終的にはその足の間に入っていく様子が収められている。そして、その後ろからスポーティな装いのメーガン妃が追いかけ、傍らには愛犬「ガイ」と思われるビーグルが歩いている。

　英大衆紙「デイリー・メール」は、この2本の動画を分析した記事を掲載。映像サービス会社「Family Memento」で主任フォトグラファーを務めるアイナ・ゴメス氏が分析を行った。

　同氏はまず、「（メーガン妃が公開した）浜辺での不明瞭なモノクロ動画に比べて、ウイリアム王子とキャサリン妃はより“カジュアルな”ポーズで、“懐かしげな”カラーフィルターを選んだ」と違いを指摘。そして、「メーガン（妃）・マークルのビーチでの映像は、より演出されたもののように見えます」とし、実際にフォトグラファーとしてこうした写真を撮ることがあると説明した。

　また、メーガン妃の動画については「モノクロに加工されていますが、これは撮影後にいろいろ編集作業が行われたという事実を示しています」とも語り、かなり手が加わったものであるとの見方を示した。