食
ちょっとしたコツで作れる飴色玉ネギが味の決め手! 絶品フレンチオニオンチキン
公開日: / 更新日:
せっかくのゴールデンウィーク。コロナ禍で外食が難しい今なら、おうちでレストランのような味を楽しめる「フレンチオニオンチキン」がおすすめです。薄切りにした玉ネギを、チキンスープを加えながら炒めることで、品の良い味わいのフレンチオニオンが完成。あっさりとした鶏むね肉の上にたっぷりとのせると、本格派な味わいに。簡単なのに、見た目はゴージャス。パーティー料理にもぴったりの一品ですよ。
◇ ◇ ◇
玉ネギはしっかり飴色に それがこのレシピの一番のコツ!
米国では「フレンチオニオン」と呼ばれる飴色玉ネギ。本場フランスでは「玉ネギのキャラメリゼ」と呼ばれ、基本的にはオニオングラタンスープにしか使わないのだとか。
初めて聞いた時は、「あんなにおいしいのにもったいない!」と驚きました。さてこの「フレンチオニオン」がおいしくなる理由は、ゆっくり、しっかり炒めることで玉ネギの中のショ糖や果糖が分解され、甘みと旨みが最大限引き出されるため。
本格的なレストランのように数時間かけて炒めるのは厳しいものがありますが、ちょっとしたコツさえ掴めば短時間で飴色にすることができます。ぜひ、覚えてみてください。
○フレンチオニオンチキン
【材料】(4人前)
鶏むね肉 2枚
おろしニンニク 小さじ2
乾燥オレガノ 少々
チリパウダー 少々
黒コショウ 少々
塩 少々
シュレッドチーズ 適宜
パセリ(飾り用) 少々
レモンの輪切り 4枚
・フレンチオニオン
玉ネギ 1個
バター 10g
塩・コショウ 少々
鶏ガラスープの素(中華だし) 小さじ2
水 60ml
【作り方】
1、鶏むね肉はさいの目状に切り込みを入れ、乾燥オレガノ、チリパウダー、ニンニク、塩、黒コショウをまぶして、手ですり込む
2、薄切りした玉ネギを弱火で炒める。水分が出てうっすらと色が付いてきたら、バターを入れて中火にしてさらに炒める ※玉ネギをなるべく薄く切ると炒め時間の短縮に
3、6~7分ほど炒め続けると玉ネギの水分が飛んで乾いてくるので、60mlの水で溶いた鶏ガラスープを少しずつ加え、玉ネギが乾かないようにして炒め続ける
4、15分ほどで飴色になるので、火を止め、粗熱を取っておく
5、耐熱皿に薄くオリーブオイルを塗り、1の鶏むね肉を重ならないように並べる
6、鶏むね肉の上に飴色玉ネギをのせる。その上からシュレッドチーズをまんべんなくのせたら、200度で予熱したオーブンに入れて25~30分焼き上げる
7、皿に盛り付け、パセリとレモンを飾り付けたら完成
※食べる時にレモンを絞ると、チーズのこってり感が抑えられ、玉ネギの甘みが引き立ちます。耐熱皿がおしゃれであれば、そのまま食卓に供してもOK。その際はみじん切りにしたパセリを飾るといいでしょう。
(和栗 恵)