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プロ野球選手と同じごはんを作ろう 超時短のお肉がっつりガーリックステーキ丼

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

焼き方で赤身のランプ肉を柔らかくしっとり仕上げる【写真:冨田味我】
焼き方で赤身のランプ肉を柔らかくしっとり仕上げる【写真:冨田味我】

 自炊の機会がめっきり増えた今日この頃、家族や自分のために「調理が手軽&栄養バランスが良い献立」をお探しの人は多いでしょう。そんな皆さんへのおすすめは、体が資本のプロ野球選手が食べているごはん。この連載では何とプロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」の全面協力により、選手が普段食べているリアルな「ベイスターズ飯」を伝授します! 今回は大人も子どももがっつり食べられる「筋肉の源・ガーリックステーキ丼」です。レシピは動画と写真でもご用意していますよ。

 ◇ ◇ ◇

焼いて絡めてのせるだけ! 筋肉の源・ガーリックステーキ丼

 講師を務めていただくのは、プロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」の若手選手寮・青星寮のレストランで料理長を務める加々美忠彦さん。元一流ホテルシェフの大胆な転身として、2019年1月の就任当初は多数のメディアで紹介されました。現在も加々美さんは豊富な経験を生かし、選手や監督、コーチのために栄養たっぷりのメニューを日々考案しています。

青星寮の食堂で料理長を務める加々美忠彦さん【写真:冨田味我】
青星寮の食堂で料理長を務める加々美忠彦さん【写真:冨田味我】

 今回伝授していただく「筋肉の源・ガーリックステーキ丼」は、そんなメニューの中でも根強い人気を誇る一品。しょうゆを使った和風テイストですが、外国人選手にもかなり愛されているそうです。ポイントは脂が少なくて味のある赤身の牛ランプ肉を使うところ。これなら家計にも優しいですね。

「さっぱりとしたガーリックしょうゆとたっぷりのネギ、カイワレ大根で食べるこのどんぶりは、ア・ラ・カルトメニューとして考案したレシピです。外国人選手によく召し上がっていただいています。やっぱり選手は脂の少ない肉を好むので、ランプ肉を柔らかくしっとり仕上げる点に注意しました」

 副菜として生野菜のサラダを添えて、一緒に食べていただくイメージだそう。モリモリ食べて元気と筋肉を養ってみましょう!

筋肉の源・ガーリックステーキ丼 お手軽すぎるレシピ

【材料】(2人前)
牛ランプ肉   150g(2枚)
<ソース>
しょうゆ    20ml
みりん     20ml
酒       20ml
おろしニンニク 10g
バター     10g
<トッピング>
赤玉ネギ・ゴマ・万能ネギ・カイワレ大根・ガーリックチップ 適量

【手順】
1. 赤玉ネギはスライスに、万能ネギはみじん切りにしておく。肉はビンなどで軽く叩いて繊維を柔らかくし、焼く10分ほど前には両面に塩・コショウをしておく
料理長ポイント:塩・コショウがうまく散るように高い位置からかけてみましょう。

2. 火にかけたフライパンに油(分量外)を引き、中火で軽く煙が出るほど温めたら肉を入れる。軽く焦げ目が付いた辺りで裏返す
料理長ポイント:表面をしっかり焼くことで旨みを閉じ込めます。

3. フタをかぶせ弱火で1分ほど蒸し焼きにして、中まで火を通す
料理長ポイント:肉はゆっくり火を入れることで柔らかく仕上がります。強火にすると表面だけ焦げて、中が生になってしまうので注意!

4. 蒸し焼きが終わったら、両面を均等に焼きつつ肉を指で押し焼き加減をチェック。弾力があると火が通っている証拠
料理長ポイント:肉を押して戻ってくる感じがあれば大丈夫!

5. 火が通ったらフライパンから出し、アルミホイルに包んで2~3分休ませる
料理長ポイント:肉を休ませることで火が均一に通ります。また、焼き上がった直後は肉汁が踊っているため、切ると肉汁が流れてしまうんです。

6. 肉を焼いた後のフライパンは洗わず再び中火で熱し、酒・みりん・しょうゆ・おろしニンニク・バターを入れてソースを作る

7. ソースが煮立ったら弱火にして肉を戻し、手際よく裏返しながらソースと絡ませる。よく絡まったら火を止めて肉を出し、適当なサイズに切る

8. ごはんを盛った丼にスライスした赤玉ネギ、肉の順にのせる。フライパンに余っているソースを肉にかけ、ゴマ・みじん切りした万能ネギ・カイワレ大根・ガーリックチップなどをトッピングして完成

(Hint-Pot編集部)