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甘さ控えめで罪悪感ゼロ! プロ野球選手も食べている野菜の塩カップケーキ
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運動不足が続いて体重が心配……でも、おやつはしっかり食べたい。そんなわがままなお悩みを解決してくれるのは、プロ野球選手のおやつです。この連載では何とプロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」の全面協力により、選手が普段食べている「ベイスターズ飯」を伝授します! 今回は甘さ控えめの「罪悪感ゼロ・野菜の塩カップケーキ」。レシピは動画と写真もご用意していますよ。
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甘くないスイーツの決定版 罪悪感ゼロ・野菜の塩カップケーキ
講師はプロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」の若手選手寮・青星寮のレストランで料理長を務める加々美忠彦さん。今回伝授していただく「罪悪感ゼロ・野菜の塩カップケーキ」は、ランチタイムが終わった午後の遅い時間、軽食として提供されているものです。
野菜のカップケーキと聞いて「味の想像がつかない」と思う方もいるでしょう。強いて言うなら、野菜を使ったパンに近いイメージ。“甘くないスイーツ”として特別に考案されたレシピだそうです。
「以前は甘いものも提供していたのですが、選手が『食べてもいいかな……』と躊躇する様子を見たんです。それならもっと野菜を入れて糖分を控えたものを作った方がいいなと」
砂糖を減らして塩味に、バターの代わりにオリーブオイルを、具材は果物の代わりに野菜を……さまざまな要素を置き換えることで“罪悪感ゼロ”のスイーツが完成しました。
「午後の遅い時間に食べる補食として提供しているため、ケーキというよりパンに近いものにしようと強力粉を使いました。選手からも『おいしいね』と言っていただけています。東妻純平選手や平良拳太郎投手もよく食べていますよ」
また、中に入れる野菜は茹でホウレン草や炒めたトマトなど、今回ご紹介した以外のものでもOK。冷めてもおいしいため、スープなどと一緒に朝食として食べるのもおすすめです!
冷蔵庫の余り物を使ってもOK 罪悪感ゼロ・野菜の塩カップケーキ
【材料】(6個分)
<具材>
パプリカ(赤・黄) 各1/4個
玉ネギ 1/4個
ベーコン 100g
スイートコーン(缶詰) 80g
<生地>
強力粉 120g
ベーキングパウダー 0.5g
アーモンドパウダー 20g
粉チーズ 40g
卵 2個
牛乳 30ml
グラニュー糖 10g
塩 3g
オリーブオイル 60ml
【手順】
1. ベーコン、玉ネギ、赤・黄パプリカを1cm角程度のサイズに刻む。オーブンを160度に余熱しておく
料理長ポイント:具に使う野菜はすべて同じサイズに刻みましょう。茹でたホウレン草やトマトもおすすめです。
2. フライパンに油(分量外)を引いて熱し、1とコーンを炒める。火が通ったら冷蔵庫などで冷ましておく
料理長ポイント:後で生地に混ぜてオーブンで焼くので、玉ネギが全体的に白くなる程度に炒めればOK。
3. 目の細かいザルなどで振るった強力粉に粉チーズ、アーモンドパウダー、塩、ベーキングパウダーを入れてよく混ぜる
4. 3に卵を割り入れ、泡立て器で混ぜながら牛乳、グラニュー糖を加える。さらにオリーブオイルを加えて混ぜ合わせる
料理長ポイント:しっかり混ぜ合わせて滑らかさを出します。
5. 4に1を加えてさっくり混ぜた後、カップケーキ型に流し込む
料理長ポイント:焼くと膨らむため、生地はカップの7分目ぐらいまで入れます。
6. 5を160度のオーブンで20分焼く。粗熱を取って出来上がり
料理長ポイント:串を刺して生地が付かなければ焼けている証拠です。
(Hint-Pot編集部)