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ヘンリー王子夫妻 第2子命名報道めぐりメディアと衝突 弁護士を介して警告の書簡
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現地時間6日に発表されたヘンリー王子夫妻の第2子長女、リリベット・ダイアナ・マウントバッテン=ウィンザーちゃんの誕生。エリザベス女王が幼少期から使う愛称「リリベット」をファーストネームに選んだことで、英メディアは「女王の使用許可」について情報筋の話などを伝えた。その報道をめぐり、王子夫妻が弁護士を通じて警告する事態が発生している。
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最初のツイートから王子夫妻の警告書簡まで次々と展開
発表以来、世界で大きな話題を呼んでいる“リリベット命名”。英国では賛否両論が噴出しつつも、報道によれば一部の王室専門家は「和解の懸け橋になれば」と好意的に受け止めているようだ。だが、もう1つのポイントである「エリザベス女王の使用許可」については、早くも騒動が発生している。
発端になった人物は、英公共放送BBCで王室特派員を務めるジョニー・ダイモンド氏だった。同氏は現地時間9日朝、まず「速報」として「宮殿の情報筋によると、エリザベス女王は(命名について)『相談されたことはない』とのこと」とツイート。その後、BBCサイトが記事として公開した。
他のメディアもこれに反応し始める前後、“メーガン妃の応援団”とも呼ばれるジャーナリストのオミッド・スコビー氏が当該のBBC記事を引用してツイート。ヘンリー王子夫妻側の情報筋が語ったとする内容を挙げて“反論”した。
ツイートで明かされた情報筋の話によると、王子が第2子誕生後に初めて電話をかけた相手はエリザベス女王だという。また「その会話の中で、彼(ヘンリー王子)は彼女(エリザベス女王)への敬意を表した名前を娘に付けたいという希望を共有しました。彼女が支持していなかったら、彼らはその名前を使用しなかったでしょう」とした。
BBC記事は「虚偽で中傷的」と法律事務所 宮殿側はコメント拒否
英大衆紙「デイリー・メール」など複数メディアの記事によると、続けて王子夫妻側は代理を務める法律事務所から一部のニュース放送局や出版社に書簡を送付。BBC記事は「虚偽で中傷的」であり繰り返してはならないとして、法的措置を警告したと報じた。
また、当該のBBC記事はこの前後に修正され、現在の記事には書簡の内容なども記載されている。ただし「メール」紙は、修正された記事の冒頭に「宮殿の情報筋は女王が相談されなかったことをBBCに語った」との記述が残されていることから、「当事者がともにこの問題について真実を語っていると信じていることを示唆している」と推測した。
また、本件に対する同紙電子版「メール・オンライン」からの照会に対し、宮殿側がコメントを拒否したことも伝えた。
(Hint-Pot編集部)