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「今やろうと思ってたのに」 反発する家族をやる気にさせる方法とは

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

子どもたちの失敗を先回りするのをやめた母

 乃里さん同様、反発する家族に悩まされてきたと語るのは、福岡県在住の眞由美さん(仮名・38歳)。2人いる小学生の子どもたちはどちらもとても面倒くさがりな性格。宿題や提出物を忘れることが多く、学校から何度も注意を受けていました。

「先生から連絡をもらう度に、子どもたちに何度も何度も確認してやらせようとするのですが、2人とも『そうやって言われるとやる気が出ない』『ママがうるさいからやりたくない』と言い訳ばかり。あまりに腹が立ったので、一切、文句を言わないことにしたんです」

 宿題を忘れようが、給食当番の日にエプロンを忘れようが、朝起きられずに遅刻しようが、一切何も言わず「知らぬ存ぜぬ」を貫き通すことにした眞由美さん。すると子どもたちには徐々に変化が現れました。

「不思議なことに、何度言ってもやらなかった子どもたちが自分からやるようになったんですよ!」

「親が口やかましく『やるべきこと』を押し付けてしまうと、『困るのはママの方』だと勘違いしてしまうのでは?」と思い立ったという眞由美さん。そこで「自分の行いが首を絞めているのだと、自身が思い至るまで教えるしかない」と考え、あえて口も手も出さない手段を選んだのだとか。

「これまで子どもが学校で先生から叱られたり、恥をかいたりしないように先回りしていたことに気が付きました。突然切り替えたのは少々手荒な方法だったかもしれませんが、失敗を私のせいにすることができなくなって、子どもたちなりに間違っていることに気付いたようです。言いたくなる気持ちを抑えるのに最初は苦労しましたけどね」

「今やろうと思ってたのに!」――そんな言い訳を口にする家族には、協力し合わなければ自分自身が苦労するということに気付いてもらうことから始めるといいのかもしれませんね。

(和栗 恵)

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