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ウイリアム王子とヘンリー王子 “変わらぬ絆の証明” 専門家が指摘したポイントとは
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現地時間1日午後に執り行われたダイアナ元妃銅像の除幕式。近年は兄弟の確執が報じられているだけに、多数のメディアがウイリアム王子とヘンリー王子の動きに注目した。これまでも王族メンバーのボディランゲージを分析してきた専門家は、ヘンリー王子が緊張状態にあることを指摘。だが同時に兄弟の動きがよく似ていることから、不仲の状況にあっても変わらない本来の絆が存在するとも分析している。
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「2人が昔からの絆でつながれているということを示している」
ダイアナ元妃の銅像が設置された場所は、生前の元妃が暮らしたケンジントン宮殿で特にお気に入りの場所だったというサンケン・ガーデン。現地時間1日の除幕式には元妃が愛した息子2人、ウイリアム王子とヘンリー王子が限られた招待客たちとともに姿を見せた。2人で銅像の幕を取り除く共同作業や銅像を前に感想を語り合う姿などもあり、一見すると確執はいったん脇に置いたようにも見える。
だが、ボディランゲージ専門家のジュディ・ジェームズ氏が英大衆紙「ザ・サン」に語った内容によると、ヘンリー王子には“内心の緊張”を表す明らかなサインがあったという。それは、ウイリアム王子と並んで歩いている際、自身の結婚指輪に何度も触れていたことだ。
同氏はこの仕草について「自分を落ち着かせようとする仕草であり、彼(ヘンリー王子)の心が緊張していることを示唆しています」と指摘。さらに「またそれは、彼が自分の家族をどれほどサポートの源として頼りにしているかということも表しています」と述べた。2018年9月にもヘンリー王子は、同様の仕草を見せている。同氏は当時も、王子がこうした仕草を見せるのは「プレッシャーや孤独を感じている時」と語っていた。
一方で、兄弟のボディランゲージがよく似ていることにも注目。「横に並んで現れた2人の笑顔は、序盤こそややぎこちなく見えましたが、ここでの重要ポイントは彼らのボディランゲージが、とてもよく似ていたということです」と述べた。
こうしたお互いを真似ているような動きは「潜在意識下での強い絆を示しています。現在は不仲であるにもかかわらず、2人が昔からの絆でつながれているということを示しているのです」と、兄弟の絆は根本の部分が揺らいでいない状況を推測した。