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【私の家族】假屋崎省吾 20年連れ添った元保護猫が昨年死去 5匹の愛犬のため鎌倉移住を決意
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コロナ禍以降、都市部から地方への移住を前向きに検討する人が増えている。華道家・假屋崎省吾さん(62)も今年4月、鎌倉に1000坪以上の自宅を購入し引っ越した。動物好きとしても知られる假屋崎さんが移住した理由は、保護犬を含む5匹の愛犬たちのため。日々の暮らしは「ワンチャンファースト」と語る假屋崎さんに“家族”との鎌倉での新生活、そして昨年看取ったという2匹の元保護猫との思い出を聞いた。
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20年連れ添った2匹の愛猫を亡くしペットロスに
人間の家族2人に加え、ワンコ5匹と一緒に暮らしています。ワンコの最古参はフレンチブルドックの「ハンス」(オス)で13歳、それからチワワの「ロイ」(オス)8歳、トイ・プードルと狆(ちん)のミックスの「ルル」(オス)9歳、フレンチブルドッグの「福」(メス)6歳、レオンベルガーの「レオン」(オス)10か月です。
元気な頃は好奇心旺盛で甘えん坊だったハンス、一番小さいロイが親分風を吹かせ、ルルは天真爛漫。福はおてんばで、レオンは頭が良くて大人しいです。それぞれ、みんな性格が違うのですが仲が良くて、“親”としてはみんな、それぞれにかわいい。親バカなんです(笑)。
猫も2匹いたんですけど、昨年、2匹とも他界してしまったんです。トラ柄の「プリ」と、三毛柄の「リラ」という姉妹で、どちらも20年生きて老衰でした。仲の良い姉妹だったから寂しかったのか、リラが亡くなった3か月後、プリも亡くなってしまいました。前日の夜まで元気だったのに、朝、気が付いたら横たわって息がありませんでした。
ショックでしたね。ペットロスといいますが、家族を亡くした悲しみを癒やすのは時間しかありません。「仕事があって良かったな」とつくづく思います。仕事に没頭していると悲しい気持ちに沈み込まずに済み、忘れさせてくれますから。ありがたいですね。