漫画
雷の日も雪の日も一緒…17歳になっても足元から離れない老犬 感謝を描く漫画に9万人感涙
公開日: / 更新日:
「今も一緒にいてくれて本当に愛おしい気持ちでいっぱい」
今回の漫画を描いたきっかけや、ワンコちゃんの長生きの秘訣などについて、作者さんに話を伺いました。
Q.ワンコちゃんをお迎えした経緯を詳しく教えてください。
「今はあまり見かけませんが、17年前に新聞の『もらってください』欄に出ていました。面会に行った時、一番小さくて母犬から離れず、他の方に引き取られずに残っていた子でした。なかなか親離れできず、3か月が過ぎる秋まで待ってお迎えしました」
Q.ワンコちゃんの普段のケアで気を付けていることや、長生きの秘訣だと思う習慣があれば教えてください。
「お散歩かな? ワンコもお散歩大好きですが、飼い主がお散歩好きなのでよく歩いています。ワンコは臆病なので、毎日同じコースを歩いて喜ぶんです。今も、同じところで立ち止まって、河川敷を眺めています」
Q.今回のテーマを描こうと思ったきっかけ、また描く上でこだわったことを教えてください。
「17年間のワンコとの暮らしは、大変なこともいろいろありました。怪我したり、病気したり、脱走したり、夜鳴きしたり……。でも、今も一緒にいてくれて本当に愛おしい気持ちでいっぱいです。老犬との暮らしを多くの方に知っていただき、歳を取ったという理由で捨てられる保護犬たちが、少しでも減ってくれるとうれしいです」
Q.大きな反響となりましたが、現在の気持ちを教えてください。
「老犬のかわいさを知ってほしいと思い漫画を描いていたのですが、コメントをくださる方のほとんどがすでに老犬との暮らしを経験されている方でした。老犬がかわいいのは、もうみんな知っているのかもしれないです。だって何しろかわいいので(笑)。
保護犬たちの問題が少しずつ世の中に認知されるようになり、老犬との暮らしがどんなものか、犬を飼ったことがない人の目にも届くようになったのは、大好きな飼い主さんに見送られた多くのワンコたちの力かもしれない、と思いました」
YouTubeチャンネル「サエタカ」でも漫画を配信している作者さん。その中にある、おじいさんと愛犬の絆を描いた実話漫画にも「泣いた」というコメントが多く付いています。犬に深い愛情を注ぐ作者さんと17歳を迎えたワンコちゃんの幸せな暮らしが、いつまでも続くことを願いたいですね。
(Hint-Pot編集部)