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「また飼えばいい」「早く立ち直って」 愛犬を亡くした人が嫌だった&救われた言葉は?
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嫌だったことば「もっと早く病院に行けば良かったのにと言われた」
ペットを亡くした人に対して、第三者はどのような言葉をかけるべきかも気になるところ。配慮のない言葉を口にしたばかりに、人間関係が一瞬にしてダメになってしまうこともあります。実際にかけられた言葉で嫌だった言葉は何だったのか、リアルなコメントを見てみましょう。
【愛犬を亡くした時に言われて嫌だった言葉】
「心臓が悪かったので、もっと早く病院に行けば良かったのにと言われたこと」(女性・50代)
「『また飼えばいいやん』って言われたのがものすごく腹が立ちました。死んだわんこにはもう二度と会えないのにって思いました」(女性・40代)
「5年で亡くなったので、育て方が悪かったんじゃないか? うちの犬は10年以上生きていたと言われたこと」(女性・30代)
「犬を飼っていない人から、厄介者がいなくなって良かったね、と言われムッときました」(男性・40代)
「苦しませるくらいなら安楽死させたら良かったのにと言われた」(女性・30代)
「これから気兼ねなく旅行とかに行けるねと言われた時はとても嫌な気分になりました」(女性・30代)
「ペットが亡くなったくらいで泣くなと言われたことは嫌な気持ちになりました」(男性・20代)
「ペットを飼ったことのない人に『しっかり! 早く立ち直って!』と言われたことです。気持ちに寄り添ってもらえた気がしなかったですし、腹が立ちました」(女性・30代)
「動物病院の診療費とエサ代浮くじゃない? と言われたことです」(女性・50代)
「葬儀をしたと言ったら『犬のためにそんなことするの?』や『死んだらゴミと一緒』と言われたことです」(女性・40代)
いくら親しい間柄でも、言ってはならない言葉は多くあるようです。飼い主にとってペットは家族の一員。家族を亡くした人にかける言葉として適切か、今一度思い返してみたいですね。
心が楽になった言葉「その子が愛されてたんだなぁって分かるようなこと」
それでは逆に、愛犬を亡くした時に言われて心が楽になった言葉はどのようなものだったのでしょう。
【愛犬を亡くした時に言われて楽になった言葉】
「『○○くん(犬の名前)は本当に幸せだっただろうね』です。彼も幸せだったんだな、私と同じ気持ちなんだなと思うとうれしさと感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました」(女性・30代)
「哀しみは哀しみのままで、と声をかけてもらえたことが時間とともに心にしみました。うちに来て幸せだったね、と言ってもらえたのもうれしかったです。よそのわんちゃんの飼い主さんが『○○くんにはお世話になったね』と、その家のわんちゃんに声をかけて話しているのも救われた気がしました」(女性・40代)
「その子が愛されてたんだなぁって分かるようなことを言われるとうれしかったです」(男性・30代)
ペットロスやペットロス症候群に陥ったら、無理に克服しようとせずに心の自然な流れに任せてみるのも良い方法かもしれません。誰かが寄り添う言葉をかけてくれたり、言葉はなくてもそっと見守ってもらえたりしたら、飼い主さんの心は癒やされるかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)