育児・家族

進級危機の息子と夏休みに挽回したい母 時間割作りで成功した親子 家庭学習体験記

著者:和栗 恵

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「おうち時間割」を親子で制作 学力が向上

 関東地方在住の華代さん(仮名・42歳)は2人の子どもを持つ母。夏休みになるとだらけきった生活を送る兄妹には毎年困っていたそう。こで昨年、一念発起。子どもたちを正しい生活リズムに導くため、徹底的に付き添うことにしました。

 まずは通常時と変わらない時間に子どもたちを起こして朝ごはんを食べさせることを心がけたそう。また、通学時間と同程度3人で散歩に出かけました。

 そして極めつきは親子で話し合って制作したオリジナルの時間割。そのスケジュールを守って家庭学習を行うよう促したのです。

「時間割を作ったのは、長男が『学校みたいに時間割があると、次にやることが分かりやすくていい』と言ったのがきっかけです。学校でも夏休み前に似たようなものを作っていたのですが、子どもたちと相談して楽しく取り組めるよう工夫しました」

 時間割には「音楽(ピアノのレッスン)」「家庭科(お昼ごはん作りや買い物のお手伝い)」「パソコン(ゲーム)」といった、座学以外の科目もプラス。またお手伝いなどの項目も作ったそうです。

 するとメリハリがついたのか、自分から進んで勉強やお手伝いをするように。また成績も目に見えて向上したそう。特に兄の方が伸び、学習塾でも上位の成績を取れるようになったといいます。

「大人でも休みの日に『何かしろ』と漠然と言われても、なかなかできませんよね。大人にできないことが、子どもにできるわけがない。そう思って接することで、不思議と私自身もラクになりました。今年は冬休みも春休みも同様に時間割を作って乗り切ったので、これからも長期休暇は『おうち時間割』を続ける予定です」

 子どもの性格に合わせ、親子で方法を探ることがとても大切だと分かりますね。この夏、子どもの家庭学習について「どうしよう」と悩んでいる方は、まず「おうち時間割表」を試してみてはいかがでしょうか。

(和栗 恵)