どうぶつ
ぬいぐるみのお世話をする9か月の子ねこ&飼い主大好き先住ねこ 対照的な2匹の魅力とは
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先住ねこのそぼろくん 大の仲良しではないけれど…?
続いては、メインクーンとペルシャのミックスの先住ねこ、3歳の「そぼろ」くんをご紹介します。そぼろくんはつくねくんと対照的に、飼い主さんのことだけが大好きという典型的な人見知りっ子です。
飼い主さんを朝起こすのが日課で、「早く起こしてって言うと対応してくれる、素敵なスヌーズ機能付き目覚ましです」。さらには“お手”や“おかわり”、ハイタッチができちゃう賢さも。気分次第でお手を拒否されてしまうこともありますが、それもやっぱりかわいい!
「顔が良いと自分で自覚してるので、『かわいい』は自分の名前の1つと思っています」
つくねくんは、そんなそぼろくんと「大の仲良し」というわけではないそう。
「寄り添って寝たり、毛づくろいし合ったりはしません。でも、お互いが暇だなって時に遊んだりする、血がつながった人間の兄弟みたいになってきてます(笑)」
最近は追いかけっことプロレスの楽しさに目覚めました。いろんなものをなぎ倒しながらの「朝晩・大運動会」もよく開催する、ほどよい関係を築いているようです。
優先順位はそぼろくんが絶対的1位
今でこそ遊ぶようになった“おふたり”ですが、出会った頃はそうもいかなったそう。
「初めの頃はまったくダメでした(笑)! つくねをお迎えする前のそぼろは、実家や友人のねこなどと関わる機会が多く、その時は嫌がってなかったんです。なので大丈夫かなと思っていたのですが、一緒に暮らすのは話が違ったみたいです」
つくねくんがおうちにやってきてしばらくは、そぼろくんがずっと不機嫌だったのだとか。それからとにかくそぼろくんを優先し続けて、何とか納得してもらったそうです。
「なのでうちの優先順位は今でもそぼろが絶対的1位です」
つくねくんがぽやーんとしていて気にしないタイプで順番待ちも得意なので、うまくいっているそう。
2匹がいない生活は考えられない!
そんな“おふたり”との暮らしで幸せな瞬間は、仕事から帰った時に「おかえり!!」と走ってきてくれる時と飼い主さん。
「足音で分かるみたいで、カギを開ける前にはスタンバイしているようです。『この子たちのため今日もよく働いた! 自分お疲れ様ー』ってなります(笑)」
また、飼い主さんが疲れ切って帰った時などは、「よく分かっているな」と感じることも。普段は一緒に寝たり、くっついたりするタイプではないそぼろくんとつくねくんですが、何か察するのかぴとりと飼い主さんにくっついて、離れなくなるそう。
飼い主さんが朝起きるだけ……。それだけでルンルンに喜んでくれたり、ごはんを作っていると足元から離れなかったり。
「そんな日常の何てことのないところで楽しそうにしてくれるので、こちらも楽しくなります。もういない生活は考えられないですね!」
それぞれ個性とこだわりを持ってほどよく仲良し。そんな“おふたり”ならではの、ちょっと笑ってしまうかわいい日常はツイッター(@soboron____)やインスタグラム(soboronsan)で覗くことができます。
取材協力:そぼろとつくね(@soboron____)さん
(猫ねこ部)