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「年を越せないかも」 白血病で瀕死だった元保護ねこ 支え続けた家族の記録

著者:Hint-Pot編集部

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もうすぐ5歳。現在のきなこくん【写真提供:azuki(@azukii)さん】
もうすぐ5歳。現在のきなこくん【写真提供:azuki(@azukii)さん】

「猫白血病ウイルス感染症」という病気を知っていますか? 生後間もない子ねこが感染すると死に至る可能性が高いという重い病です。生後2か月で病気が判明し、一時は命の危機もあったという元保護ねこの「きなこ」くん。支え続けた飼い主さんとの絆の物語をお届けします。

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18年一緒に暮らした先代ねことの別れがきっかけで2匹をお迎え

 Hint-Potのねこ専用ツイッターアカウント「にゃんこぽっと(@Nyanko_Pot)」で開催された「#にゃんこビフォーアフター選手権」。大賞に選ばれた「きなこ」くんは、もうすぐ5歳を迎える元保護ねこです。

 毛ぶきも良く、堂々とした体躯。とても健康的に見えますが、実は大病を乗り越えた過去があります。

 きなこくんが飼い主さんの元へ引き取られたのは、まだ生後1か月ほどだった2016年10月12日のことでした。飼い主さんは先代のねこ「小豆」ちゃんを18歳で見送り、また保護ねこをお迎えしようと決意。そこで保護ねこサイトをチェックしていました。

 元々、茶トラか茶白をお迎えしたいと考えていたそうで、ふと1匹の茶白ねこに目が留まったといいます。それが、きなこくんの兄弟「ちくわ」くんでした。飼い主さんは早速、保護主さんに連絡することに。そしてとんとん拍子で話は進み、連絡した当日に会えることになったそうです。

「保護主さんは、野良ねこが産んだ子ねこ3匹を保護されていました。しかし、ご自宅にはすでにねこちゃんとアレルギーのあるお子さんがいるため、さらに3匹を飼うことができず里親を募集したとおっしゃっていました。

 当初は茶白のちくわ1匹のみをお迎えする予定でした。けれども、子ねこたちを見て仲間がいた方が良いかなと思い、茶トラのきなこを引き取ることに。3匹揃っての引き取りを勧められたのですが、災害などの緊急時も含め、きちんとしたお世話ができない可能性を考えて2匹にしました」

 初対面時、「ニャーニャー」と大きな声で鳴くちくわくんに対し、きなこくんは「ニャッ」とか細い声で鳴くのが精一杯だったそう。そんなところが控えめでかわいらしいと感じていましたが、それから間もなくきなこくんの病気が判明しました。