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夏の実録・お盆の帰省 食事中の夫のリアクションに実の両親が「ドン引き」 新婚妻の“結末”
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実家に帰省 母のおもてなし料理が並んだ豪華な食卓に夫は大歓喜!
静香さん達は、13時過ぎに実家へ到着。荷ほどきや盆棚の飾り付け、お墓参りなどを済ませるとあっという間に夕飯の時間になっていました。
「母は夫のために豪勢なお刺身や丸鶏、他にも煮物や炒め物など、テーブルいっぱいの料理を用意してくれていました。私はその中からきんぴらごぼうなど、普段の食事からあまりかけ離れることのない料理を選んでちょこちょこつまみつつ、父と夫と一緒にお酒を飲んでいました」
普段、お肉やお魚を出すことはほとんどないため、贅沢な食事を目の前に旦那さんは大喜び! 「うまい、うまい」と気持ちが良いほど次々と食べるため、両親も嬉しそうだったといいます。
「おいしいおかずと一緒にお酒が進み、夫は上機嫌。食事を開始して1時間後くらいに母が炊きたての白米をよそって持ってきてくれました」
静香さんがごはんを断る横で、旦那さんは嬉しそうに茶碗を受け取り、白米を豪快に口のなかへ。すると、突然、旦那さんに“異変”が起きたといいます。
ふと夫を見ると、涙を流しながら白米を噛み締めて… 思わぬ事態に
「最初はハフハフとおいしそうに食べていたのですが、突然夫の息遣いが変わりました。驚いて顔をまじまじと見つめると、なんと夫はごはんを噛み締めながら涙を流していたんです。どうやら酔いが回り、久々に食べた白米のおいしさに感極まって泣いてしまったようでした」
「甘い、甘い」と涙を流しながら食べる夫の姿に、両親はドン引き。静香さんは顔から火が出るほど恥ずかしかったといいます。
「母はその場を取り繕うようにおかわりを勧め、その間に父も苦笑いしながらお酌していました。両親は私が普段夫にちゃんとしたごはんを出してあげていないと思ったらしく、後日説教されてしまいましたね」
それまで文句を言うことなく、静香さんの作る「玄米菜食」の料理を一緒に食べていたという旦那さん。しかし、思わぬタイミングで夫の本音を知った静香さんは、それからは週に3回は白米を、そして旦那さん用にメインの肉や魚料理を作るようになったそうです。
「あの泣き顔に、私自身ちょっと冷めたのが本音ですが、夫はずっと言えなかったんだなぁと思うと、反省する気持ちもあります。私の実家だったからよかったものの、夫の実家で同じことをされていたら……と思うと血の気が引く出来事でしたね。悲惨な結末にならず、結果的には良かったと思います」
育ってきた環境や価値観が違った者同士が一緒に暮らす結婚生活。健康志向も大切ですが、相手の好みも積極的に聞かなければ、思わぬところで発覚したり、恥ずかしい思いをしたりすることがあるのかもしれません。
そして、また今年もお盆休みがやってきます。静香さんは、旦那さんと一緒に自分の実家に帰省予定だそうです。