漫画
子どもたちが一瞬で落ち着く保育士テクを6万人称賛 「魔法じゃないと納得できない」
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「保育士の先生方には本当に頭が下がります」
中村さんに当時の思いなど、詳しく話をお聞きしました。
Q. 今回のテーマで漫画を描こうと思ったきっかけは?
「娘が小さかった頃の話を妻としていた時に『そういえば保育士の先生のあのテクニックはすごかったな~』という記憶がよみがえってきました。また、その時の園児の動きがとてもかわいかったのを覚えていたので漫画にしてみようかなと思い、投稿してみました」
Q. 保育士さんが歌い始めた瞬間の気持ちを教えてください。
「(なぜ急に歌……? 予定変更してお歌の時間にするのかな……?)と思った気がします」
Q. その後、自宅でこの歌を試したことはありますか?
「自宅だと『手はおひざ』にしなければならないという必要に迫られる機会がなかったので、そういう意図では使いませんでした。けれども、娘は歌と手遊び自体は好きだったので歌っていました」
Q. 「一日保育士体験」をしてみて、保育士さんなどに対するイメージに変化は?
「何十人もいる子どもたちの相手を一度にするのは本当に大変だと思い知りました。それも安全に気を配って、適切に言葉を選び、スケジュールを守りながらです。私は一日体験だけでも倒れそうになりましたので、毎日こなしている保育士の先生方には本当に頭が下がります」
Q. 大きな反響となりましたが現在の気持ちは?
「思った以上に反響があって驚きました。この歌を『知ってる!』とか『よく歌ってる』といったコメントをいただき、『けっこう有名なんだな』と思いました。また、バリエーション違いや他の手遊び歌の情報などもいただきました。こういった技をたくさん知っている保育士さんの引き出しの多さが改めてすごいなと思いました」
保育園児だった娘さんも、今では三国志を教えてくれるまでに成長しました。中村さんはそんな娘さんとのエピソードも漫画にまとめ、SNSやKindleなどで公開。「三国志ミリ知らの父にムスメがうろおぼえで教える三国志」シリーズとして人気を集めています。
また、月に1回、ウェブマガジン「comic gift」(@comic_gift_web)で短編漫画を連載。「ユウグレノート」(@yugurenote)でマーダーミステリー(殺人を題材にした推理ゲーム)の製作も行っています。
(Hint-Pot編集部)