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焼き芋は冷やすと体にうれしい効果がアップ! カレー風味サラダとスイーツのレシピ

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

フランベで仕上げる ちょっと豪華な“焼き芋きんとん”

ココットに盛って見た目もおしゃれに【写真:和栗恵】
ココットに盛って見た目もおしゃれに【写真:和栗恵】

 サツマイモのホクホク&ねっとり感を利用した「芋きんとん」は、自宅で手軽に作ることができてとってもおいしい和スイーツ。これを冷やし焼き芋で作れば、罪悪感が軽減されます! 今回は、表面をクレームブリュレのようにカラメル状にするというひと手間をプラス。見た目が華やかになるとともに、カラメルのパリパリとした食感が加わり、きんとんの味が各段にアップします。

【材料】(小さめのココット型4~5個分)
焼き芋    中1本(280~300g)
牛乳     40~45ml
オリゴ糖   大さじ1~2
グラニュー糖 (ココット型1個に対して)小さじ2

【作り方】
1. 焼き芋は粗熱を取り、冷蔵庫でしっかりと冷やす。冷えたら両端の硬い部分を切り落とし、皮をむいて一口大にカットする
2. フードプロセッサーに1の焼き芋と牛乳、オリゴ糖を入れ、10秒回してから全体を混ぜ合わせる。以上の手順を繰り返して30~40秒かくはんし、ペースト状にする
3. ココット型に2の焼き芋ペーストを入れ、上部を平らにならす
4. 3の表面にグラニュー糖をまぶしかけたら、トーチバーナーやマイクロトーチで表面のグラニュー糖を溶かしてカラメル状にする
5. 冷蔵庫で再度しっかりと冷やしていただく

※オリゴ糖の量は、焼き芋の甘さを見て加減してください。
※レジスタントスターチは、温度が高くなると通常のでんぷんに戻る性質を持っているので、トーチバーナーで溶かした後は、再度冷やすことをおすすめします。

焼き芋は「魚焼きグリル」で作ると簡単!

アルミホイルを巻いてじっくりと【写真:和栗恵】
アルミホイルを巻いてじっくりと【写真:和栗恵】

 近年の焼き芋ブームでスーパーマーケットなどでは真夏でも焼き芋が売られています。しかし、魚焼きグリルを使えばとても簡単で手間いらず。次第に寒くなっていく時期、自宅で焼き立てを楽しんでみてはいかがですか?

【材料】(1本分)
サツマイモ 中くらいのもの1本

【作り方】
1. サツマイモはよく洗って泥や汚れを落とす
2. 濡れた状態のものをアルミホイルでしっかりと包む
3. 魚焼きグリルの網を上下逆にして、網の高さを低くする
4. 2を置いて弱火で20分焼き、ひっくり返してさらに15分焼く
5. 火を止めてそのまま10分放置し、竹串を差してスッと通るようであれば完成。芯が残っているようであれば、再度弱火にかけて10分加熱+10分放置を繰り返す

 サツマイモを選ぶ際は、自宅のグリルに入るサイズを基準にするといいでしょう。焼き芋にした時に甘くおいしい品種は「紅あずま」や「シルクスイート」。身がずんぐりとして太いものを選ぶのがコツだそうですよ。

(和栗 恵)

和栗 恵(わぐり・めぐみ)

恋愛コラムニスト・ライフスタイルライター。1970年東京都生まれの B型。雑誌、ウェブ、ドラマCD、ゲームシナリオ制作など、さまざまな媒体を手がける。男女の本質的な違いに着目した独自の恋愛論・結婚論を、ティーン誌、青年誌、ママさん向けウェブなどで展開中。著書にA型夫とB型妻との生活を描いた「毎日がグチLove B型妻 VS A型夫(笠倉出版社)」、「そして、ありがとう…ー犬とわたしの12の涙ー(日本文芸社)」などがある。