料理・グルメ

サツマイモの素朴なおやつレシピ2種 同じ材料で作れる「まんじゅう」と「おやき」

著者:市川 千佐子

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サツマイモを使った素朴なおやつ2種【写真:市川千佐子】
サツマイモを使った素朴なおやつ2種【写真:市川千佐子】

 今がおいしい「サツマイモ」。素朴なおやつレシピふたつを人気料理家の市川千佐子さんが紹介します。2種類ともサツマイモにてんさい糖、薄力粉、塩を混ぜ合わせたタネを使います。サツマイモの切り方、水の分量と調理法が違うだけで蒸した「まんじゅう」と焼いた「おやき」の完成です。蒸し器がなくてもフライパン、アルミホイル、オーブンシートを使って代用可能。手軽です。子どもも喜ぶ秋の味覚のおやつをどうぞ。

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自然な甘みとホクホク感が楽しめる 子どもも喜ぶ手作り和菓子

 秋といえば、サツマイモの季節ですね。焼きいも、大学芋、スイートポテト……と、サツマイモのおやつは、いろいろとあります。

 その中でも素朴な和菓子「鬼まんじゅう」は、東海地方に古くから伝わるものです。名古屋のデパ地下や、街の和菓子屋さんでは、必ずといっていいほど見かける人気のおやつ。角切りのサツマイモを、小麦粉と水で溶いたものでまとめ、蒸します。ゴツゴツとした見た目に蒸し上がることから、「鬼まんじゅう」の名がつけられたと言われています。

 サツマイモの自然な甘みとホクホク感、小麦粉のむっちりした食感がなんともおいしい一品。お家でも、身近な材料で、簡単に作れます。今回は、蒸して作る、昔ながらの「鬼まんじゅう」と、同じ材料を焼いて作る「サツマイモのおやき」を紹介します。甘さ控えめで腹持ちも良いので、子どものおやつにもおすすめです。
 

鬼まんじゅう【写真:市川千佐子】
鬼まんじゅう【写真:市川千佐子】

○鬼まんじゅう

【材料】(6個分)
サツマイモ  150g

A 薄力粉   100g
A てんさい糖 大さじ1
A 塩     小さじ1/4

水      70cc

【作り方】
1、サツマイモは皮ごと、1cm角に切り、水にさらす
2、ボウルに、Aを入れ、混ぜ合わせる。水気をきったサツマイモを加え、粉をまぶすように混ぜる。水を加え、木べらで粉っぽさがなくなるまで混ぜる
3、蒸し器に水を入れ、火にかける。2を6等分にし、スプーンで丸め、オーブンシートにのせる。蒸し器に入れ、中火で20分くらい蒸す。竹串を刺し、すーっと通ったら取り出す

※蒸し器がない場合は、フライパン、フタ、アルミホイル、オーブンシートを使って、蒸すことができます。まず、フライパンの直径の2倍の長さにアルミホイルを切り、軽くくしゃくしゃにさせてから、底に広げます。アルミホイルの下に、水を深さ1cmくらい入れます。さらに、オーブンシートをフライパンの直径よりもやや大きめに切り、アルミホイルの上にのせ、そこに蒸すものをのせます。フタの内側をふきんで覆い、ふきんの四隅をフタの取っ手にまわして、輪ゴムで止めます。フタをして火にかけます。