からだ・美容
つらい生理前と生理中 パートナーにしてほしいことは? 女性たちのリアルな声を調査
公開日: / 更新日:
「何でも生理のせいにするな」と言われた…女性側の残念な経験
イライラ、眠気などに悩まされた生理前の期間を経て、ついに突入した生理期間。PMS特有の不安定な気持ちはおさまってくる人も多いようですが、次に訪れるのは腹痛や腰痛、頭痛などのつらい症状の数々……。
体に不調が現れたら、できるだけ家でゆっくり過ごしたいのが本音。アクティブなレジャーは経血の漏れも心配です。鎮痛剤を飲んで痛みがおさまっても、不快感はどうしても拭えない時もあります。しかし、こんな声も。
「友人の話ですが、予定していた温泉やプールに行けなくなって彼に残念な顔をされたことがあると聞きました」(26歳・会社員)
生理周期がずれることは自分の意思とは関係なく起こってしまうもの。生理期間を避けたつもりで予定を組んでも想定外に生理が来た場合、自分ではどうにもならないことだからこそ残念な気持ちは一緒です。それでも、次のような経験をした人もいました。
「生理中でセックスできないと言ったら、風呂場でしようと言われたことが。最悪だと思いました」(37歳・デザイナー)
「気分が普段より優れないと伝えたら、『何でも生理のせいにするな』と言われた」(27歳・会社員)
男性側にばかり「生理前だからイライラを受け止めて」「予定をずらしてゆっくりさせて」と押し付けすぎるのも考えものですが、女性側の要望を少しでも汲んでほしいというのが本当のところ。お互いの性を理解し合い、パートナーとより良い関係性を築いていけるといいですね。
生理中の不調をパートナーに伝えるコミュニケーションテクとは
最後に、この不調をパートナーにうまく伝えるコミュニケーション方法を教えていただきました。
「どうしても生理前、生理中はピリピリするので、かぶらない時期にかわいく伝えておきます」(35歳・自営業)
「体調が悪くて誘いを断ったとしたら、あなたと出かけるのが嫌なのではなくて体のせいで無理なんだよってことをしっかり話しますね。きちんと説明しないと相手もいい気分をしないと思うから」(32歳・会社員)
不調で憂鬱な気分でも、一呼吸おいて落ち着いてきちんと伝えれば、パートナーも理解して仲が深まるきっかけになるかも。イライラした気分に流されて感情的に気持ちをぶつけてしまっても、お互い嫌な気分になるだけでそこからは何も生まれません。日頃からパートナーと話し合っておくこと、これが一番重要なのかもしれませんね。
株式会社ツインプラネットが運営するフェムテック情報共有サイト。《毎日をイキイキと、自分らしく過ごす》ため、《自分のカラダについての“知らなかった”をなくす》ことを目的に、女性の健康に関するコンテンツを公開している。
(フェムテックtv・熊木 美香)