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手術から回復した柴犬 天使の笑顔に「完全復活ですね」と愛犬家が安堵の声
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愛犬が喜んでいる姿はうれしいもの。今ツイッターでは、とびっきりの笑顔を見せる柴犬の男の子の写真が注目されています。投稿について、飼い主さんに話を伺いました。
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笑顔が消えた術後 復活の笑顔に感無量に
「おかえりなさーい!」。帰宅した飼い主さんを満面の笑みで迎えているのは、柴犬の「雷吾」くん。8か月になる男の子です。
飼い主さんの外出時には、ケージの中で帰りを待つ雷吾くん。けれども、飼い主さんの家族が先に帰宅していると、こうしてケージから出してもらい飼い主さんを玄関までお出迎えしてくれるそう。満面の笑みで「おかえりなさい」と労ってくれるといいます。
何気ない日常のように思えますが、実はこの写真は久々の笑顔でした。それというのも写真を投稿する1週間前に去勢手術を受けた雷吾くんは、しばらく元気を失くしていました。術後の経過に問題はありませんでしたが、痛みや恐怖が大きかったためか立ち上がることができず、排泄も困難になるほどぐったりしていたそう。膀胱に溜まった尿を病院で抜いてもらうなど、心配な日々が続きました。
1週間仕事を休み、つきっきりで看病を続けた飼い主さん。「術後はほとんど笑顔を見せてくれなくなってしまって。去勢をすると性格が変わってしまうという話も聞きますし、もしかしたら嫌われてしまったのかと寂しく思っていました」と振り返ります。
痛み止め注射を打つなどして過ごし、10月24日に抜糸。順調に体力や食欲が戻り、ようやく笑顔が浮かべた際に撮影した一枚でした。
「休み明けに出勤して帰宅したら、いつも通りに笑顔で迎えてくれたので、うれしさと安堵で胸がいっぱいになりました」と感無量だったよう。飼い主さんは「今日のお出迎えの笑顔は、心にひとしお沁みました」という一文とともに、写真をツイッターに投稿しました。
術前・術後の様子をツイッターで報告していた飼い主さんには、たくさんの励ましのメッセージが寄せられていました。こちらも思わず笑みがこぼれてしまいそうな愛らしい表情に、「かわいい笑顔が戻ってきて良かったね」「雷吾完全復活だね」「めっちゃわろとる……天使か」「癒やされる」などの感想がリプライ(返信)欄に並んでいます。
「雷吾にとっては生まれて初めての手術。術後の不調は繊細な性格によるものでしたが、本当に不安が多く後悔も感じていました。しかし、ツイッターのフォロワーさんをはじめ、多くの方がアドバイスをくださり、親身になって毎日励ましてくださいました。そして、雷吾がいつも通りの笑顔になった写真に喜んでくださり、感謝しかありません」と、飼い主さんは心強い反応の数々に感激したといいます。