漫画
大地震発生でパニックになった母 恐怖を味わった理由に読者大共感「うちも同じ」
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「この漫画が、防災リュックを用意するきっかけになれば」
小豆だるまさんに、今回のエピソードについて詳しいお話を伺いました。
Q. 今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。
「些細だけど笑えたり、心を動かされたりした日常の出来事を4コマ漫画にして、インスタグラムに投稿しています。地震の一件もインパクトある事件だったので描きました」
Q. 次に大きな地震が起きた時のため、改めて見直した避難準備などはありますか?
「地震が来た時に入っているべきものがないと倍怖いことが分かったので(苦笑)、娘が食べてしまったお菓子はその後すぐ補充しました。実はその後、孫びいきのばあばが『お菓子は長持ちしないから定期的に食べた方が良い』と孫をかばっていましたが(笑)、それも一理あるなあと思いましたね。他にも、季節によって必要なものは変わるので、お菓子を定期的に食べるついでに他のものも見直すのが良いのかなと気付きました」
Q. 防災セット用リュックには、どんなおやつを常備していますか?
「とりあえず、甘いものです。チョコやクリーム系は避け、クッキーや飴が中心です。あとは思いっ切り甘味が取れるよう、羊羮も入れていました」
Q. 大きな揺れにも目覚めることのなかったトコちゃん。眠りが深いタイプですか?
「そうですね。夜中にあれほど大きな地震が起きた経験は記憶にないですが、台風などで窓の外がゴーゴーと大きな音を立てていても、いつも寝ています」
Q. 大きな反響になりましたが、読者からの感想などで印象に残っているものはありますか?
「『実は防災リュックや備蓄を持ってない』という声が予想以上にいっぱいありました。避難所でおやつのないわびしさを思ったら地震が倍怖かったので、改めてこの4コマが防災リュックを用意するきっかけになればと思いました」
備えあれば患いなし。11月5日は津波防災の日でもあります。防災セットの中身の見直しや避難経路のチェックなどを行いたいですね。
小豆だるまさんは現在、「進め!下り坂ジェンヌ 小豆だるまのアラフォー奮闘記」「アラフォー漫画家 “うる老い”生活はじめます」と、2本の漫画を連載中。こちらでもユニークな日常をたっぷり綴っています!
(Hint-Pot編集部)