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漫画

子どもを甘やかしすぎ? 周囲に翻弄されるママの漫画に共感殺到「自分の思いを大切に」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

「今日一日、子どもを育てられたならそれでいい」 姉の言葉に肩の力が抜けた

 森田さんに漫画や育児についての考えなどを詳しくお聞きしました。

Q. 今回のテーマで漫画を描いた理由を教えてください。
「子育てをする中で何度も選択を迫られ、悩んだことがありました。その中でも今回のエピソードは、自身の中で大きな分岐点となりました。そこで日々の感謝の気持ちと、同じく子育ての選択に悩まれている方へ発信するために筆を取りました」

Q. 育児の相談はどなたにすることが多いですか?
「夫や母、それに教師をしている姉によく相談にのってもらいます。中でも心に残っているのは、『今日一日、子どもを元気に育てられたならそれでOK。後は目をつぶれば良いよ』という姉の言葉。これを聞いてから、肩の力が抜けてほどよい“適当育児”ができるようになりました」

Q. 他にも育児において「選択が難しい」と思ったことがあれば教えてください。
「忙しい時に限って、息子&娘それぞれから『遊んでー!』と言われるのが難しいですね。でも、どちらを優先させても角が立つ時は、『じゃあ、今からみんなで野菜の皮むき競争やる? それとも、ぞうきん列車ごっこやろっか?』と提案。私がやりたい家事と子どもたちの遊びを融合させて、3人で遊びつつ家事を進めます。子どもたちもノリノリで手伝ってくれます」

Q. 育児の中で「これだけはしない」と決めていることはありますか?
「子どもの前で、『ママは○○が嫌い』という発言をしないことです。その言葉を聞くだけで子どもたちも苦手意識を持ってしまうと思うので、言わないようにしています」

Q. 読者からの感想で印象に残ったコメントなどあれば教えてください!
「保育士さんから『普段、連絡帳を書いている身として気が引き締まる思いです』『私もいいと思ったことは、言葉やメッセージで相手に伝えます』といただき、子育て世代以外の方からも反応をいただけたのがうれしかったです」

 習い事や学校選びなど大きなことから、今日食べるものなどの小さなことまで、確かに育児は選択の連続。けれど森田さんのように、努力を見てくれている人が分かるとそれだけで頑張れますよね。森田さんの育児漫画は、ツイッター「森田家・育児漫画(@JGoyJu3RZm15A0B)」でも読むことができます。

(Hint-Pot編集部)