「かわいい勘違いをずっと残しておきたくて漫画に」

　漫画を描いたnatuさんに、詳しいお話を伺いました。

Q. 今回のテーマを描いた理由を教えてください。
「もう我が家では二度と起こらないであろうかわいい勘違いでしたが、あっという間の出来事だったので動画に撮ることすらできず……。何かの形で残しておきたいと思ったからです」

Q. 子どもの想像力に驚いたエピソードが他にもあれば教えてください。
「子どもの想像力には、日々驚かされています。特に6歳の長女の想像力（妄想力？）はすごくて、おもちゃも物もない場所で、自分の指だけでおままごとを始めることも日常茶飯事です。

　お友達が近くにいるとその想像した世界に巻き込んで、お友達もすんなりと世界に入って子どもの世界で遊ぶ場面を見ると、大人には見えていないものが見えているようでうらやましくも思います」

Q. natuさん自身が「これって○○みたい！」と妄想したものがあれば、教えてください。
「のどがイガイガした時や目にゴミが入った時に、『小さなおじさんがいるみたい！』とふざけて話すことはあります。私の場合は、それを絵に描いて妄想ストーリーを展開する遊びを大人になっても続けていました。

　今は“絵を描く”ことと“子どもの成長記録をつける”ことがほぼイコールになっており、あまりそうした遊びはできていません。けれども、この妄想力全開の小さな趣味は、子どもが大きくなり一緒に過ごせる時間が少なくなったらまた再開してみたいなと思っています」

Q. せりちゃんの好きな食べ物は何ですか？
「焼き魚、ヒジキの煮物、牛乳……など、非常に健康的なものが好きです。食事に気を使いたいと思いつつ、ついついジャンキーな食事に甘えてしまうことも多い私にとって、子どもが健康的な食事を好きという点は非常に助かっています（笑）」

Q. 大きな反響となりましたが、心に残った読者からの感想などを教えてください。
「クロワッサンを“サナギパン”と呼んでいるお子様がいるという感想は興味深かったです。『やはり子どもにはそう見えるんだ！』という驚きもあって、思わず笑ってしまいました」

（Hint-Pot編集部）