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他人の夫に“お迎え”依頼する元読モのママ…気遣い知らない“お姫様キャラ”の迷惑談
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自分の思い通りにならないことがあると泣きだしたり、面倒くさいことはすべて他人に押し付けたり……。まるで“お姫様”のように振舞う女性、あなたの周りにもいませんか? 中には「常に自分が一番でなければ納得しない!」という人も。今回は、そんな他人を気遣うことを知らない“姫気質”の友人に振り回されてウンザリしたという体験談をお聞きしました。
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家まで毎日送るのが当たり前に 困った夫から相談されて…
中部地方在住の瑠実子さん(仮名・29歳)は、6歳の息子と3歳の娘を育てるワーキングママです。子どもたちが通う保育園で知り合ったママ友たちには忙しい人が多く、お付き合いといえばほとんどが挨拶を交わす程度。しかしその中の1人に“驚くほどお姫様気質”のママがいました。
「彼女は昔、読者モデルをしていたことがあるらしく、ふわふわ系のかわいらしい方。話し方もおっとりしています。送迎に来ているパパたちにも人気のようでした」
瑠実子さんは「あれだけかわいければ、パパたちから人気なのも納得」とあまり気にしていませんでした。また、元読者モデルママの子どもは息子と同級生でしたが、性別が違うため元々関係性が薄かったこともあります。しかしある日、問題が起こりました。
「我が家は夫が子どもたちのお迎えを担当しているのですが、例のママから『良かったら私と娘も一緒に家まで送ってほしい』とお願いされたみたいんなんです。夫はその日だけのことだと思ってOKしたらしいのですが、それ以後、毎日のように乗ってくるようになったらしくて……」
瑠実子さんが夫からこの件を打ち明けられたのは、その親子が同乗するようになってから1週間ほど経った日のことだったそう。
困る夫に対し瑠実子さんは「そもそも何でOKしたの?」と尋ねると、歯切れの悪い返事が。夫は瑠実子さんと元読者モデルママとの関係を「心配してのことだ」と言い訳をしていましたが、かわいいママに良い顔をしたかったのだろうと察しがつきました。
「仕方がなく翌日は、保育園に延長保育をお願いして私が迎えに行きました。すると彼女がなぜか待っていて『遅いよぉ!』って怒りだしたんです。その怒り方は女性の私から見てもかわいらしかったのですが、ここではっきりさせておかなければと思い、『これからも迷惑をかけると思うから、夫にも送らせないようにするね』ときっぱり。ママは納得していない様子でしたが、サッサと帰ってきちゃいました」
その後、子どもたちを迎えに行った瑠実子さんの夫に対して、元読者モデルママはまた家まで送るようお願いをしてきたそう。しかし、夫は断固とした姿勢で、交通事故に遭った際に責任が取れないことなど、送れない理由をしっかりと説明しました。
すると、拗ねながらも納得。その一件以来、あちらから距離を取られていることは感じるものの、平和に過ごしているそうです。
「まぁ、彼女のことなので、私の夫以外でお姫様扱いしてくれるパパをすぐに見つけるでしょうね」