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からだ・美容

眠っても疲れが取れない…どこを温めればリラックスできる? “少しだけ早寝”も効果的

公開日:  /  更新日:

著者:関口 裕子

教えてくれた人:西谷 綾子

それでも疲れが取れない場合は“少しだけ”早寝を

 いろいろ試しても朝起きた時の疲れが取れない……。そんな時は、まずその日に早寝をしましょう。早い時間に眠ることが難しい時は、1日5分や10分、15分の早寝で大丈夫。そして、それを次の日以降も継続させてみてください。1日15分の早寝を1か月間続けるとすると、合計で普段より7.5時間長く睡眠時間を確保できます。

 早寝というと、30分や1時間単位で早く眠ることと考えがちですよね。1時間単位で考えてしまうと、ハードルが上がってしまいます。5分でも10分でも早寝してそれを継続させれば、全体的な睡眠時間を無理せず確保できますよ。

 もう一つは、朝起きて「ちょっとしんどいな……」と思ったら、その日の昼間に仮眠を取り入れてみてください。仮眠する時間帯は起床から約6時間後。本気で午後の作業効率を上げたい方は、脳内に溜まった睡眠物質を分解できる6~15分の仮眠をおすすめします。くれぐれも眠りすぎないように気を付けてくださいね。

(関口 裕子)

西谷 綾子(にしたに・あやこ)

1986年4月4日、鳥取県生まれ。小学校3年生からバスケットボールを始め高校時代にはインターハイ・ウィンターカップ3年連続出場。モデルの仕事でランニングと出合い、2009年から本格的なトレーニングを開始。10年に初フルマラソンで完走し、16年の東京マラソンで3時間1分32秒という自己ベストを記録した。怪我をしないランニングライフを推奨した講習会や、睡眠改善インストラクターの資格を生かした「上手に寝て、健康になる」講演会を開催中。