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からだ・美容

快眠にも効果あり! 新習慣にランニングをおすすめする理由 初心者のポイント5つ

公開日:  /  更新日:

著者:関口 裕子

教えてくれた人:西谷 綾子

朝に運動する場合は白湯など温かい飲み物を飲んでから

 ここからは、ランナーとしてランニングのハウツーをご紹介しますね。注意するポイントは以下の5つです。

【1. ランニング用のシューズを使う】
 自分の足に合った機能的なランニング用のシューズを選びましょう。足のサイズや走り方に合っているシューズでないと、靴ずれや怪我の原因になります。合っていないシューズの場合、長く走ることをつらく感じたり、痛くて続けられないことも。無料で足型測定をしてくれるスポーツショップもありますので、ぜひ相談してみてください。

【2. 朝は走る前に白湯など温かい飲み物を飲む】
 ランニング以外でも朝に運動する場合の注意点は、事前に白湯など温かい飲み物を飲むこと。走り出すと体は温まっていきますが、温かい飲み物で内臓を温めてから走り出した方が体の動きはスムーズです。脂肪燃焼効果も高まりますよ。暑い夏でも朝は深部体温が低い状態ですので、起床したらまず温かい飲み物を飲むことは同じです。

【3. 走る前にストレッチをして柔軟性を高める】
 怪我の防止には必須です。

【4. 最初から無理をしない】
 大切なのは体を動かすこと。初めての場合は“30分間動き続けるのに慣れること”から始めましょう。難しいようであれば「5分歩いて10分走る」を2回繰り返して、合計で30分間動くことでもOKです。一緒に運動してくれる方がいるなら楽しくおしゃべりできるくらいの速さで。1人なら音楽を聴くなど好きなことをしながら走れる速さや距離がおすすめです。

【5. 冬でも紫外線対策を忘れずに】
 日中のランニングでは、日焼け止めを塗った上でなるべくUVカットのウェアを選び、アームカバーやキャップを着けて走ると安心です。目も肌と同じように紫外線の影響を受けるので、サングラスをかけてもいいでしょう。冬は紫外線の量が減りますが、油断は禁物です。

(関口 裕子)

西谷 綾子(にしたに・あやこ)

1986年4月4日、鳥取県生まれ。小学校3年生からバスケットボールを始め高校時代にはインターハイ・ウィンターカップ3年連続出場。モデルの仕事でランニングと出合い、2009年から本格的なトレーニングを開始。10年に初フルマラソンで完走し、16年の東京マラソンで3時間1分32秒という自己ベストを記録した。怪我をしないランニングライフを推奨した講習会や、睡眠改善インストラクターの資格を生かした「上手に寝て、健康になる」講演会を開催中。