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正月明けの「七草粥」 現代栄養学の視点からもメリットあり? 栄養素を徹底チェック
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教えてくれた人:和漢 歩実
最後に大根おろしをトッピングしても
消化酵素は熱に弱いため、スズナとスズシロを加熱すると消化酵素としての働きが弱まる可能性もあります。器に盛り付けた後、消化酵素がたっぷりの大根おろしをトッピングするのもおすすめです。
お粥1人分(米40グラム)のエネルギー量は137キロカロリー。七草はエネルギーのないビタミンやミネラルが主成分であるため、七草粥は低エネルギーといえます。だしや調味料などを加味しても150キロカロリー程度です。
無病息災を願う七草粥。年末年始の食べすぎをリセットし、春の七草の栄養素をいただいて、風邪に負けない健やかな一年にしましょう。
【参考】
「日本のしきたりがまるごとわかる本」(晋遊舎)
「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」(文部科学省)
(Hint-Pot編集部)