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春菊のβカロテン 多く摂取したいなら揚げ麩とみそ汁に 栄養丸かじりレシピ2品
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春に花が開くため「春」を冠する春菊ですが、旬は冬。関西では菊菜とも呼ばれ、葉の切り込みが浅くクセが弱い「大葉種」、切り込みがありアクの少ない「中葉種」、切り込みが深く香りの強い「小葉種」の3種類があります。いずれもホウレン草などと比べてアクが少ないため、やわらかい葉は生のまま食べられるのが特徴。買い求める際は緑色が濃くてツヤがあり、茎が細く、みずみずしいものを選びましょう。春菊の香りを生かした2品をご紹介します。
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ラディッシュとホタテで彩りも鮮やかに
緑黄色野菜の中でもトップクラスの栄養を持つ春菊は、免疫力が落ちやすい冬にぜひ食べたい食材。風邪予防の効果が期待されるビタミンCを豊富に含んでいます。ビタミン類は加熱に弱いため、生で食べると栄養を損なうことなく摂取できるでしょう。
春菊の香り成分「ペリルアルデヒド」には、免疫力を高めたり、胃腸の調子を整えたりする効果があるといわれています。咳にも良いという説もあるので、風邪の引き始めにもおすすめです。
○春菊とホタテのマリネ
【材料】(作りやすい分量)
春菊 100g程度
ホタテ貝柱(生食用) 5~6個
ラディッシュ 5~6個
Aリンゴ酢 大さじ4
A砂糖 大さじ2
Aオリーブオイル 大さじ2
A白コショウ 少々
【作り方】
1. 春菊はしっかり洗って汚れを落とし、食べやすい大きさに切る(根本の太い部分は固いようなら切り落とす)
2. ホタテ貝柱はサッと水洗いし、食べやすい大きさに切る
3. ラディッシュはよく洗い、葉っぱとヒゲ根を切り落とし、縦に8等分する
4. 大きめのボウルにAを混ぜ合わせてマリネ液を作り、春菊とラディッシュを入れてよく混ぜ合わせる
5. 4に貝柱を加えてざっくりと混ぜ、冷蔵庫で1時間ほど休ませて味をなじませたら完成