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レバニラとニラ玉 栄養パワー的に“最強”の理由とは ニラを長持ちさせる保存のコツも

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:和漢 歩実

ニラの栄養を生かす料理の決定版? レバニラとニラ玉

ニラは卵や豚肉と相性が良い(写真はイメージ)【写真:写真AC】
ニラは卵や豚肉と相性が良い(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 スタミナがつくニラを使った代表的な料理といえば、レバニラやニラ玉。レバニラは元々中華料理で、日本に広まったのは1960年代以降とみられています。レバーには鉄と葉酸が、ニラにも葉酸が含まれているため、貧血予防が期待できる料理です。

 加えて、ニラに含まれるアリシンは熱に弱い性質を持ちますが、疲労回復に有効なビタミンB1の吸収率を高める効果もあります。ビタミンB1を含むレバーとともに調理すると効率よく摂取できるため、レバニラは食材の相性が良い料理と言えるでしょう。また、ビタミンB1は糖質分解を促すため、代謝アップにもつながります。

 レバーに限らず、他の部位の豚肉と一緒に炒めて食べるのも良いでしょう。ニラのβカロテンは脂溶性なので、油で炒めると栄養メリットが高まります。

 ニラ玉は「完全栄養食品」と言われる卵とニラを使った料理です。卵はビタミンCと食物繊維以外ほぼすべての栄養素を、ニラは卵にないビタミンCと食物繊維をバランスよく含んでいます。そのため、栄養たっぷりの料理として子どもにもおすすめです。

 調理の際にニラ特有のにおいを軽減しようと細かく刻むと、切り口から余計に匂いが発生してしまいます。匂いはざく切りの方が出にくいでしょう。