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レバニラとニラ玉 栄養パワー的に“最強”の理由とは ニラを長持ちさせる保存のコツも
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教えてくれた人:和漢 歩実
鮮度が劣化しやすい野菜の一つ 冷蔵保存するなら切らずに立てて
ニラは鮮度を保つのが難しい野菜です。乾燥に弱くて傷みやすく、葉先からしなびてきます。早めに使いきるのが基本ですが、少しでも長持ちさせるためのコツをご紹介しましょう。
〇切らずに冷蔵保存
葉先が折れないようにキッチンペーパーで包んだ後、さらにラップで包み野菜室で保存しましょう。ペットボトルなどを上手に使い、立てて保存するとさらに長持ちします。数センチにカットしたものを水に入れて冷蔵保存する方法もありますが、水溶性の栄養成分が流出してしまうため、栄養メリットをいただきたい時はおすすめしません。
〇切って冷凍保存
ニラを用途(炒め物は3~4センチ、餃子の具はみじん切り)の長さにカットし、冷凍用保存袋に入れます。そのまま平らな状態にして冷凍庫に入れましょう。
〇漬けて保存
冷奴や湯豆腐、焼肉のタレなどに使えるレシピです。安価な時は少し多めに購入し、作り置きしておくと良いでしょう。
1. ニラを水洗いした後、水分をしっかり取って細かくカット
2. 鍋でみりんとしょうゆ、鷹の爪を入れて沸騰させる
3. 2にニラを入れてすぐに火を止め、容器に入れて保存する
人間や動物、植物などすべてが活動的になる春。新しい環境や挑戦などで、無意識に疲れが出やすい季節でもあります。この時期においしいニラで、パワーと栄養をたっぷりいただきましょう。
(Hint-Pot編集部)
和漢 歩実(わかん・ゆみ)
栄養士、家庭科教諭、栄養薬膳士。公立高校の教諭として27年間、教壇に立つ。現在はフリーの立場で講師として食品学などを教える。現代栄養と古来の薬膳の知恵を取り入れた健やかな食生活を提唱。食を通して笑顔になる人を増やす活動に力を注いでいる。
ブログ:和漢歩実のおいしい栄養塾