ハウスを守る“用心棒”としてお迎えされたコタローくん　立派に成長し大活躍

　お昼寝ポーズの試行錯誤が大きな注目を集めたコタローくんは元保護ねこ。飼い主さんは一昨年、知り合いのインスタグラムで生後3週間ほどとみられる捨てねこ5匹の投稿を目にし、その中からコタローくんをお迎えしました。

　飼い主さんはお迎えするコタローくんにある大切な役目を期待していました。それは、イチゴ農園のハウスを守る“用心棒”。飼い主さんはコタローくんをお迎えする以前、イタチやネズミなどの害獣被害に悩まされていたそう。そこで、「ねこがいれば害獣抑止になるのでは？」と考えました。

　そうして農園で働き始めたコタローくんでしたが、昨年まではまだ用心棒としての役割を十分に果たせていなかったそうです。ただ、現在は体重が6キロ近くになるなど大きく成長。今シーズンはその成長が具体的な活躍ぶりに表れています。

「昨シーズンはコタローがまだ子ねこに近い状態だったため、イタチなどの害獣に『なめられていた』節があり食害がありました。でも、成長して大人になったことでなめられなくなったのか、今のところ食害はゼロという素晴らしい結果となっております」

　コタローくんは用心棒として活躍する以外にも、お客さんと出会えば元気良く挨拶する良い子ぶりを発揮中。「起きて食べて遊んで寝て」のローテーションで健康的な毎日を過ごしているそうです。

　ちなみに、寝ることに関しては一昨年にも「飼い主さんの手を甘噛みしたまま、かわいい顔で眠る姿」が大きな話題になりました。飼い主さんは「寝ている時の顔の角度によっては表情が『ふてぶてしい』と思える時がありますが、普通に寝ている分にはかわいい寝顔は健在です」と話します。

　飼い主さんの良き相棒であり、仕事中の大きな癒やしとなるコタローくん。日々の姿はツイッターに加え、YouTubeチャンネル「キジトラコタローのウキウキDAYS!!」でも見ることができますよ。

○取材協力：キジトラ・コタローのウキウキDAYS!!（@DAYS31612434）さん

（Hint-Pot編集部）