話題
観劇時の“前のめり”はなぜNGマナーなのか 劇場の検証動画が話題 担当者が語る現状
公開日: / 更新日:
前のめり以外にも注意したいことは? 素晴らしい劇場体験のために
うっかりやってしまいがちな前のめり。頭ごなしの注意によってではなく、周囲に与える影響を知ることで、自然と気をつけることができるでしょう。また、近年は他にも観劇時に注意すべきマナーがあります。
「スマートフォンの音や光が出ない設定にすることはお客様も認識してくださっていますが、最近はスマートウォッチの音や光が気になるというお声を多くいただきます。新しい製品なので、着けているご本人も気づかずにうっかりということがあるようです」
スマートウォッチについては、すでに場内アナウンスに追加しているそう。そうした細やかな配慮により、「同じ場所で同じものを見てそれぞれ感動する」というかけがえのない体験は、より素晴らしいものになるでしょう。
「今回話題になった動画を見て、着席で楽しむエンターテインメントではこういうことが起こり得ると、少しでも知っていただけるとうれしいですね。そして、演劇に興味を持っていただき、もっと言えば『博多座で観てみたい』というお客様が増えると、もっとうれしいです」
出演する推しの姿は、見ているだけでまぶしくてありがたいもの。その光に吸い寄せられてしまう気持ちは痛いほど分かりますが、前後左右の観客たちも同じように心をときめかせている仲間です。お互いの気持ちを思いやることで、最高の時間にしたいものですね。
(Hint-Pot編集部)