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からだ・美容

出産後83キロに 子どもとの写真がないと気づいた女性がボディメイクに目覚めるまで

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

間違ったダイエットに陥ってしまった過去も

 ちむちゃんさんはここから、数えきれないほどさまざまな方法で減量に挑戦するようになります。まずは運動嫌いだったこともあり、食事法をネットで調べてみたり、友達に薦められたサプリメントなどに挑戦してみたり、手軽なことから始めてみることに。ところが、どれもまったく続きません。

「唯一続いたのは、ひたすらワカメとこんにゃくだけを食べ続けるという一番やってはいけない方法でした……。爪は薄くなって割れるし、肌はガサガサ、髪もボサボサに。さらに、へこんできていたお腹がなぜか途中からポッコリしてきたんです……。完全に栄養失調でしたね。その後のリバウンドは凄まじかったです(笑)。2か月くらいで10キロくらいポーンって増えました!」

 ちむちゃんさんはこの頃、失敗続きだった原因は具体的な体重など明確な目標がなかったこと、そしてすぐに目に見える結果を追い求めてしまっていたせいだと分析します。また、当時の一番つらい記憶は、友人とのショッピングだったといいます。

「友達同士で洋服店に行って、お揃いや流行りのかわいい服を自分だけ着られなかった時はつらかったです。当時は大きいサイズのコーナーか通販でないと着られる服がなかったので、一緒に行っても楽しんで買い物ができませんでした」

 友人から服を薦められ、「私、でかいからサイズなくてさ~」と自嘲気味に断ったことも。しかし、「大丈夫、大丈夫! これストレッチきいてるから!!」と取り合ってもらえず、試着をしたところ結局入らなかったり、ファスナーが上がらなかったりと苦い思いをしました。「あの頃は服選びが本当に苦痛でした」と振り返ります。

 こうしてちむちゃんさんは、自身が理想とする体型になれないまま大人に。その後結婚し、2018年2月には長男を出産しました。