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お金

家計の見直しで「食費」を後回しにすべき理由 予算を現金で振り分けると節約意識が向上

公開日:  /  更新日:

著者:橋浦 多美

収入は給料だけ? プチ収入にも挑戦してみよう!

フリマアプリで不用品を処分。お部屋の中がすっきりする効果も(写真はイメージ)【写真:写真AC】
フリマアプリで不用品を処分。お部屋の中がすっきりする効果も(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 物価が上がる中、何とか収入も増えたら……と思うのですが、なかなかそうはいかないですね。給料に期待できないなら、身の回りのもので収入を増やすことを考えましょう。

 気軽なところだと、もはや市民権を得た“フリマアプリ”。もう使っているという方も少なくないでしょう。売るものを決めて、写真を撮り、決められたフォーマットに説明文を記載し、金額を決めて出品するだけ。とても便利ですよね。

 私は少なくとも、1週間に1度は出品するようにしています。子どものサイズアウトした洋服を始め、もらったけど使っていないもの、使うと思って買ったけれど不要になったもの……そんなあれこれが実は家の片隅にいくつか眠っているという方、多いと思います。

 アプリが面倒ならば、週末に公園などで売りたいものを売る元祖・フリーマーケットや、中古品を買い取ってくれる業者なども今の時代はたくさんあります。物を捨てるのにもお金がかかる時代。上手に活用してください。

切り詰めるだけでは疲れる家計との付き合い ご褒美も工夫して!

 しっかりと立てた予算を守れたら、ちょっとだけご褒美をあげましょう。例えば、スイーツや質が良い食材をいただくなどです。使いすぎは良くありませんが、ずっと切り詰めているだけでは息が詰まります。

 ただ、現金を支出すると出費につながってしまうので、貯まったポイントを利用する、ふるさと納税などを利用するという手もあるでしょう。最近は各社、ポイントに力を入れているところが多いですから、自分がよく使うお店などのポイントは取り逃さないようにしてくださいね。

 次回は「決済方法とポイント活動」についてお伝えします。

(橋浦 多美)

橋浦 多美(はしうら・たみ)

1973年11月3日、宮城県仙台市生まれ。フリーアナウンサー、ファイナンシャルプランナー。会社員からフリーランスに転身した時にお金の大切さを知り、勉強を始める。現在はファイナンシャルプランナーや宅建士、証券外務員などの資格を取得し、「しゃべれるファイナンシャルプランナー」として、セミナーやラジオにも出演。家計のモットーは「見栄は張らずに、財布が張る家計」。プライベートでは双子男児の母として、出費が一気に2倍になる教育費と格闘中。著書に「四畳半経済のススメ~コンパクトな家計を実現する87のコツ~」(ゴマブックス刊)などがある。