仕事・人生
注目若手俳優の細田佳央太 今後の目標は「いつか米国の撮影現場も体験してみたい」
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「クロ」と「チャー」、2匹の猫と暮らしながら、シェアハウスを経営することになった主人公・二星優斗(ふたつぼし・ゆうと)と、彼を取り巻く人々との心温まる交流を描いたドラマ「ねこ物件」。その続編が劇場版となって、2022年8月5日(金)に公開されます。ドラマ版では描かれなかった優斗の“過去”に迫る劇場版。ドラマ版では「かわいくてほっこりする」「イケメン揃いでうらやましい!」と、猫好きだけにとどまらずファンを獲得しましたが、劇場版の見どころとは。シェアハウス初めての住人に選ばれ、主人公の「右腕的な存在」である弁護士志望の司法修士生・立花修(たちばな・おさむ)を演じた、人気急上昇中の俳優・細田佳央太(ほそだ・かなた)さんにお話を伺いました。
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劇場版は本当の「家族」になるための物語
――ドラマに引き続いての映画化。お話を聞いた時はどう思われましたか?
「ドラマのお話をいただいた時に、映画版があることもお聞きしていたので、実は映画化については初めから知っていたんです。僕自身、ドラマから映画へとつながる作品に関わらせていただくことが初めてだったので、とてもドキドキしました。まずはドラマの脚本から読み進めたのですが、10話分を読んだ時に感じたのは『これからどうなるの!? 何が描かれるんだ!?』というハラハラした思いでした。でも、映画の脚本を読み終えて、納得。古川(雄輝)さん演じる優斗のことを深掘りしていく素敵な内容で、台本を読んだ瞬間から、映画化が楽しみになりました」
――劇場版ならではの見どころは?
「ドラマでばらまかれていた伏線の回収ですね。優斗の過去、そして彼を取り巻く人々の優しい物語。嘘をついてまでも欲しかった、何か。公開前なので詳しくは言えませんが、ドラマではこれまで人との間に壁を作り距離を取っていた主人公が、シェアハウスを通してポジティブになっていくという話が描かれていました」
――ドラマ版とは違う面が描かれているのですね。
「一方、劇場版では『人は嘘をつく』というネガティブな面も描かれます。人が持つネガティブな面をどうやって優斗が乗り越えていくのか。ドラマからさらにパワーアップして深掘りされていくところを、ぜひ見ていただきたいです。もちろん今回も猫から教わることがたくさんありますので、そちらもお楽しみください」