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からだ・美容

ぽっこりお腹にさよなら! 座りながらできる超簡単エクササイズ2種

公開日:  /  更新日:

著者:滝沢 ななえ

休憩時間にもできる! 座りながら行う筋トレ2種

 座りっぱなしの時間が長いオフィスでもできる、超お手軽なお腹の筋トレ2種目をお届けします。椅子に座った姿勢で行うトレーニングは寝た姿勢で行う腹筋よりも強度が低いので、仕事の合間はもちろん、テレビを観ながらのくつろぎタイムにもサクッとできますよ。

 1つ目は、脇腹のトレーニングです。たわんでいた脇腹をしっかり伸ばしましょう。注意点はお腹を伸ばす際、伸ばす側のおしりが座面から浮かないようにすること。両方のおしりをしっかりつけて、骨盤を安定させると、脇腹の筋肉がしっかり伸びます。

【脇腹のトレーニング】
1. 椅子に座る。左手は頭の後ろに添え、右腕は自然に下ろす
2. 息を吐きながら、左の肘を天井方向へと上げていき、左の体側を伸ばす。肘を上げ切ったところで、脇腹の伸びを感じながら3秒キープ。10回繰り返したら反対側も同様に行う

脇腹の伸縮を感じることが大切(写真はスクリーンショット)
脇腹の伸縮を感じることが大切(写真はスクリーンショット)

 2つ目は下腹がターゲット。自分の両脚を重りにして、下腹を刺激します。効かせるコツは、少し前のめりになり、両手に体重をかけながら脚を上げること。これを意識するだけで下腹にかかる刺激はグッと高まります。

 さらに重要なポイントは、必ず両脚の膝を閉じて行うことです。膝から内もも、腹筋はつながっているので、膝を閉じるだけで下腹の筋肉を効率的に鍛えられますよ。

【下腹のトレーニング】
1. 椅子に座り、両手で座面の前側のへりを掴む。両脚を揃え、腰から背中を丸める
2. 息を吐きながら、両脚を揃えたまま、できるだけ膝を高く上げる。下腹に力が入っていることを感じながら3秒キープ後、下ろす。5~10回繰り返す

脚を閉じ、できるだけ膝を高く上げることで下腹に効果が(写真はスクリーンショット)
脚を閉じ、できるだけ膝を高く上げることで下腹に効果が(写真はスクリーンショット)

 余裕のある方は以前紹介した「ぽっこりお腹を解消する呼吸法」も、起床時や就寝前に合わせて続けてみてください。お腹のインナーマッスルから絞り上げることで、効果倍増ですよ!

(滝沢 ななえ)

滝沢 ななえ(たきざわ・ななえ)

1987年9月22日、東京・三鷹市生まれ。母親の影響で小学校2年生からバレーボールを始め、強豪の八王子実践中学・高校に進学。リベロとして「春高バレー」で活躍し、2006年の卒業後は「パイオニアレッドウィングス」に入団。“美しすぎるバレーボール選手”と注目された。2009年、チャレンジリーグの「上尾メディックス」に移籍。2013年に引退し、現在は都内で女性専用パーソナルジムのトレーナーを務める。