Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

夏の味覚トウモロコシ 減量目的でごはんとの置き換えは可能? 意外なカロリーとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:和漢 歩実

炭水化物が主成分 サツマイモ、ジャガイモと比較

トウモロコシ、ジャガイモ、サツマイモ(写真はイメージ)【写真:写真AC】
トウモロコシ、ジャガイモ、サツマイモ(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 トウモロコシのカロリーは決して低くありません。世界三大穀物の一つとされているため炭水化物が多く、野菜として考えればむしろ高カロリーです。ただし、骨や歯の成分であるリン、造血やDNAの合成に必要な葉酸、新陳代謝を促す亜鉛など優れた栄養も含まれています。

 同じく炭水化物が主成分で腹持ちの良いものには、サツマイモとジャガイモがあります。日本食品標準成分表2020年版(八訂)に基づき、主な栄養価を可食部100グラムあたりで比較してみましょう。

○エネルギー
トウモロコシ(茹で) 95キロカロリー
サツマイモ(皮なし、蒸し) 131キロカロリー
ジャガイモ(皮なし、蒸し) 76キロカロリー

○糖質
トウモロコシ(茹で) 15.5グラム
サツマイモ(皮なし、蒸し) 29.6グラム
ジャガイモ(皮なし、蒸し) 14.6グラム

○食物繊維
トウモロコシ(茹で) 3.1グラム
サツマイモ(皮なし、蒸し) 2.3グラム
ジャガイモ(皮なし、蒸し) 3.5グラム

 同じグラム数なら、ジャガイモは最もカロリーが低く、食物繊維が豊富。またサツマイモと比べるとカロリーは低く、食物繊維を多く含みます。